東京大学と一橋大学の偏差値やレベルの違いはどうか?基本的には東大の方が偏差値は高いイメージがあるでしょう。だから、東京大学と一橋大学はどっちが上か?というと、東大という結論になりそうな気はするものの、厳密な難易度の差について見ていきましょう。それぞれの偏差値やレベルを比べてみて、どういう状況になっているのか?をチェックしてほしいのです。東京大学と一橋大学はともに非常に頭いいイメージがあるでしょうけど、この際はっきりさせておきます。また、それぞれの大学のイメージや雰囲気についての比較もしていきます。どっちがいいか?についても考えておくと良いと思うのです。
・東京大学と一橋大学の学部ごとの偏差値の違いは?
東京大学と一橋大学の偏差値やレベルはどっちが上か?を調べていきますけど、今回は河合塾の偏差値を参考にしていきます。一橋大学は学部が多くないですし、文系のみとなっていますから、少数ですけど同系統の学部で違いを見ていきます。まずは法学部ですけど、東京大学が67.5で、一橋大学が67.5です。したがって、法学部の難易度は同じです。次は経済学部で、東京大学が67.5で、一橋大学が67.5~72.5です。経済学部は一橋大学の方が偏差値は上ですが、これは後期の分で差がある状況です。とりあえず比較できそうな学部はこんなところです。一橋大学と共通している東大の学部はあまり多くありません。だから、共通している学部だけで見ると、一橋大学の方がレベルは高そうに見えなくはないです。でも、東大の場合には他にも難易度が高い学部があり、理系も優れています。だから、数字上で見ると、東京大学と一橋大学はどっちが上か?に関しては、いい勝負と言えるかもしれませんが、実際のところは東大の方が上になるのではないか?と思います。ただ、この比較は難しいとは思いますが。東京大学と一橋大学を両方受けたことがある人は、世の中でほとんどいないと思われますから、両大学の比較は厳しい面があるのです。
理系も含めた総合で考えるならば、東大を凌ぐ大学と言うのはそうはないでしょう。ただ、理系が存在しない一橋大学との比較はそれ自体が正当なものか?という問題があります。あくまでも文系学部、しかも法学部と経済学部で比較するならば結論は出るかもしれませんが、そういった部分的な比較でどれほど意味があるか?という気もしてきます。どちらも頭いいと言えるほどで、甲乙つけがたい面はあるでしょう。世間のイメージでは東京大学と一橋大学はどっちが上か?と言えば、難易度が高いのは東大でしょう。一橋大学の場合には、知名度的にそもそも知らない人もいる可能性があるため、そういう現状があるということです。ただ、実際のところは分からないという言い方もできるでしょうか?
東京大学と一橋大学のイメージや雰囲気の違いは?
東京大学と一橋大学の場合、難易度は近い大学とされていますが、イメージの面では違いがあります。東大は日本でトップの大学、一橋大学は京都大学と2位争いをしている大学という感じで、さらに東大が厳しそうな人が逃げで受ける大学という雰囲気がありそうです。京都大学の場合には関西の大学ですから、関西ではトップである以上、地元でナンバー1の大学を受ける部分から、逃げのイメージはあまりないものの、一橋大学は東大と同じ東京都内にあるため、どっちも受けようと思えば受けられる状況です。だからこそ、東大に受からなそうな人がレベルを下げて受ける大学という印象が生まれるのかもしれないです。ただ、逃げという言葉は単なるレッテルですから、それ自体が悪いという意味は特にありません。悪いと思っている人はいるでしょうけど。逃げっていうのは自分にとって都合がいい選択肢を選ぶことです。例えば、第一志望の大学に受かれば、そこに入学するのでしょうから、第二志望以下の受かった大学からは逃げるわけです。これってみんなやりますよね?つまり、東大に受かった人も逃げてるはずですよね。それこそ選択科目では得意科目をみんな選ぶんだから、苦手科目からはみんな逃げます。苦手科目という都合の悪い存在から逃げる、これも東大に受かった人もやってるはずです。
つまり、自分にとって現状最も望ましい選択をする際には、100%逃げが生まれます。だから、一橋大学を受ける人に対して「逃げ」と揶揄するような言葉あったとしても、気にするだけ無駄ですよ。東京大学と一橋大学に関して、どっちも現状の自分にとって望ましくない選択肢から逃げているのは同じです。この状況でなぜ東大から逃げる一橋大学の受験生だけ、逃げのレッテルを貼られるのか?私には理解ができない。むしろ逃げという言葉をマイナスにしか捉えられない方が問題だと、個人的には思っています。逃げは自分にとって望ましい選択肢を選ぶことと同義ですから、めちゃくちゃポジティブでしょう。見方を変えたらネガティブに見えるってだけの話です。そんな感じで、東京大学と一橋大学のイメージには差があるとしても、気にしない方がいいと思います。あとはキャンパスの立地条件が異なっているので、そこでキャンパスライフの雰囲気の違いはあるかもしれません。東大はほとんどの学生で駒場キャンパスと本郷キャンパスに通うことになります。それぞれ東京都目黒区と文京区です。比較的都心に近いです。しかし、一橋大学は東京都国立市にキャンパスがあります。東京都23区外なので、都心からはやや離れています。ともに都内ではあるものの、雰囲気には違いがあると言えるでしょう。しかし、どっちがいいか?は好みが関係するため、ここも含めて東京大学と一橋大学について考えていくと良いです。
・東京大学と一橋大学では就職に違いはある?
東京大学と一橋大学では就職における違いはあるのか?というと、ここまでのハイレベルになると、ほぼ違いはないと思われますが、厳密に言えば企業は東大の方を評価する可能性が高いでしょう。わずかであっても、差はあると言えるのではないでしょうか?でも、差はあってもわずかなので、気にするほどか?という気もしますが。東京大学と一橋大学の偏差値やレベルでは、東大の方が上であるという認識が多くの人事にあるでしょう。また、学部数、学生数が多いのも東京大学であるため、OB、OGが多いという点から東大の方が有利になる可能性は高いと思います。そして、就活は都心にキャンパスがある方が移動が楽なので、その点においても東大の方がおすすめと言えると思います。どちらも頭いいと評価できるものの、就職において、東京大学と一橋大学はどっちがいいか?と言われれば、一般的には東大を推すことになるでしょう。

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