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医者とニートの社会に対する貢献度って、ほぼ一緒だと思う

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医者とニートの社会貢献度が同じと言われたら、多くの人たちは反対するかもしれないけど、私はマジでそう思ってますよ。というか、医者って実は社会に対して貢献しているようには見えないのです。社会的な貢献度が極めて高いように見えて、実はそうじゃないという職業は医者だけじゃないんだけど、分かりやすい例として医者を持ってきただけと解釈してください。医者って社会に対して何の貢献をしているんですか?病気を治すことですか?これがなぜ貢献なのか?という疑問があります。医者という職業が存在すると、私たちは医者に頼るという発想になりがちです。しかし、医者という職業がなければ、何らかの病気になったときにそのまま死ぬケースが増えます。これは悪いことですか?(笑)医者がいない世界っていうのは、医者がいる世界と比べて治る病気が極端に少なくなる世界です。しかし、それは医者がいない世界では当然の状況と受け入れられます。医者がいない社会は、もはや医療という概念も乏しいのでそうなります。

 

しかし、医者がいる世界でも結局治せない病気は存在し、その病気になって死んだときには同じ気持ちになるでしょう。直せない病気があるのは当然であると思う人が多いと思います。つまり、プラマイ0なのです。医者がいても、いなくてもたいていの人間は病気になって死ぬんです。それが早いか?遅いか?の違いです。そして、その早いか?遅いか?の違いに関して、人間の幸福度に影響をもたらしません。医者がいない世界では、例えば平均寿命が40歳とかだったとしても、それは40歳で死ぬのが当然の世界なので、40歳で死ぬことに対して不幸を感じる状況ではありません。80歳でも同じです。つまり、医者が存在することによって平均寿命が伸びたり、治せる病気が増えても、それが当たり前の社会であると認識されてしまった時点で、普通のことが起きただけとなります。医者がいなければ、例えばインフルエンザで死ぬ人は大量にいるだろうけど、それは医者がいる世界でコロナウイルスで死ぬ人が大量にいる状況と認識としては変わらないでしょう。逆に医者がいる世界ではインフルエンザは治せて当たり前であり、インフルエンザで死ぬことって、実際そこまで想像できないと思います。インフルエンザは治せる病気、治って当然という認識で、治ったこと自体に特に感動はないでしょう。

 

つまり、医者がいない世界といる世界における人間の幸福度を測るってのは現実的にはできませんが、私の推測によるとほぼ一緒だろうと思います。医者は世の中の人間に関しての幸福度を特に高めてはいません。難病とか、治せる確率が低いと思われる病気が治ったりすると感動することはあると思いますけど、医者がいない世界ではそこにかけるお金を別の部分にかけて感動を味わうこともできますからね。そういった感じで、医者が世の中に貢献しているに見えるのは、医者がいない世界との対比をしない場合です。でも、さっきも言った通り、こういった状況に当てはまるのは医者だけじゃないです。世の中の職業のほぼ全てがそうだと思います。ニートもその1つでしょう。ニートは社会貢献しているように見える面もあります。働かないことで、無駄に職を奪わずに働かないと生きられない人に職を残し、彼らが犯罪に走る余地を小さくしていると、西村博之氏などは評価しているわけです。これは事実だと思います。でも、ニートがいない世界、全員が働いている世界では、ニートという概念がほぼないので、働かないことで貢献するという発想ができません。全員が働いている社会ではそれが普通であり、ニートがいる世界でも、ニートが社会貢献をしているとしてもそれも普通(ニートが社会貢献をしている事実に気付いていない人もたくさんいるとは思うが)です。

 

ニートは社会に迷惑をかけているじゃないか!という意見もあるだろうけど、迷惑をかけるのは人間の性なので。人間である以上、医者も迷惑をかけていますよね。別にニート特有の話じゃないでしょ?(笑)医者も医療ミスとかしますからね。人の命にかかわるようなミスをするわけです。ニートの方が医者と比べて迷惑の程度が大きいとは思えません。医療ミスのレベルまでいかなくても、日常的に患者らに対して何かしら迷惑をかけている面は往々にしてあると思いますよ。それに医者であることに関係ない迷惑も発生しているはずです。それはニートも一緒だが。だから、私の感覚としては医者とニートは社会に対する貢献、そして迷惑の部分はほぼ一緒だと思っています。そう思えない人がいれば、それは医者がいる世界で医者がいない世界を考えてしまっているからでしょう。医者がいる世界において、医者がいない状況は普通じゃないですから。医者が最初から存在しない世界を想像しないといけないのですが、それができない人もいるでしょう。そういう人が医者を賞賛し、ニートを叩くのではないか?と思っています。医者がいる世界では、医者がいることが普通であり、その医者を利用しないともったいないという発想になるため、結局みんなが医者を利用することになるのです。医者自身も病気を治すことが社会貢献になると思っていると思いますが。でも、実際は医者はいても、いなくても私たちの幸福度にはほぼ影響を与えられない存在だと思っています。医者がいる世界において、その医者がいきなりいなくなることがあれば話はちょっと変わるが、それでも長期的には医者がいない世界が当然という認識に変わるので、同じでしょう。

 

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