就職しないで、ブロガーになった人のBlog

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子供を産みたくない、欲しくないという割合に驚き!いらないとする心理や理由は?

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今の時代は子供を産む家庭はどんどん減っているらしいですね。子供を産みたくないと考える家庭が増えているらしいのだが、この考えは恐らく増え続けると思う。インドで自分を生んだ親を訴えたニュースがあったらしいのだが、これは本当に象徴的だろう。本人の同意なしに産んだから訴えたというのは、多くの人からすれば驚きの行動かもしれないが、同意なしで生まれてきてしまった本人からすれば被害者なんだろう。子供を産みたくないと考える人の中には「子供がかわいそうだから」という理由は恐らくある。経済的な理由もあるのだろうが、日本という国が、今の時代がいかに酷いか?を自身で認識していれば、子供を産みたくないという心理になるのは頷ける。私は絶対に子供を産みたくないというか、欲しくないです。だって、邪魔じゃん?(笑)ホリエモンが言ってたことだけど、自分にとって最も思い通りにならない存在って子供なんですよね。他人という言い方もできるかもしれないが、他人の人生が思い通りにならないとしてもそんなに気にならないが、子供は自分の思い通りにさせたいって思いがどうしても芽生えてしまう。だから、親にとっても、子供を産みたくないという気持ちが生まれる理由は存在している。犯罪など、子供の仕業で親の人生が狂うこともあるし。

 

子供を欲しがれば、間違いなくお金がかかるので、その点から私は今まで以上に労働量を増やさないといけないだろう。その時点で絶対に嫌だ。そもそもお金がかかるっていうけど、いくらかかるべきか?ってのは、世の中の多数決で勝手に決められてしまうじゃないですか?例えば、子供にフェラーリを買ってあげられないとしても、それは親の務めではないと考える人が多いと思うんですよね。でも、子供がフェラーリを欲しがっていて、それを自分で買えない。親にも買ってもらえないとしたら間違いなく不幸じゃないですか?それを容認するのが世間なんですよ。要するに親が果たすべき務めというのは、子供の気持ちに関係なく、親が勝手に決めるんですよ。世間で常識とされるような親の務め(例えば、学校に通わせるとか)を果たせば、あとは子供が不幸になっても知らんぷりというのが、多くの親の態度なんですよ。でも、自分の意志で生まれてきたわけじゃない子供が親の都合で不幸になっていいという理由は、どう考えても説明ができないのです。だから、「反出生主義は正しい?頭おかしい?正直言って私は反論できないのが現状である - 就職しないで、ブロガーになった人のBlog」の記事で書いたけど、反出生主義という考え方が根付いてきたわけですよね。

 

私は極論を言えば、親は子供を産むならば自分自身の人生をすべて子供に捧げるべきだと思っている。それが私の考える親の務めなのです。でも、世間はそんなのは嫌だって思うわけです。私も思います。だから、私は子供を欲しくないのです。でも、世間は産んでいる。だから、世間は子供の人生がどうなっても知ったこっちゃないって態度なんですよ。私は子供を親の都合で不幸にして良いわけがないと考えていますし、私は子供の幸せのために生きたくないので、子供を欲しくない理由というのが生まれるということです。今のところ、子供を産みたくないとか、欲しくない人の割合は少数派らしい。ネットで調べたデータによると、「子供は欲しくない」と考えている男女は独身の30代で4割、同じく40代以上で5割らしい。つまり、結婚とは別に子供を産みたくないと考えている割合は結構高いです。ただ、独身限定なので、日本全体で言えばやはり少数派だろう。子供は欲しくないと考える心理というのは、人それぞれ違うのだろうが、経済的な理由が大きいのかな?私みたいに子供がかわいそうだからという理由も一部ではありそうだけど、そんなに多数派って感じはしない。子供を産みたくないとか、欲しくないという考えはおかしいというか、少数派という状況では異端児扱いされやすいだろうね。

 

反出生主義の考え方についても、恐らく頭おかしいと言われるだろう。私は反出生主義の考え方自体は反論が不可能なので、基本的に肯定していますが。恐らく多くの人もこういう考え方は反論が厳しいと思うが、それでも子供を産むというのは世間の常識になっているから、子供を産みたくないという考え方はおかしいという扱いになってしまうのです。数の暴力によって一蹴されるのです。今後は子供を産みたくないけど結婚するって人は増えそうな気はします。子供はいらないが結婚だけはするってケースも増えると思います。そして、子供はいらないし、結婚もしたくないという人も増えると思うのです。従来の結婚して子供を産むという割合はどんどん低くなるでしょう。子供を産みたくないという心理が世間で共有されてきた結果だと思います。昔はそういう考え方は相当ヤバい奴扱いされたと思うのです。常識こそが正義だと思っているような国民性ですからね。数の暴力は昔の方が酷かったでしょう。世の中にいろいろな人たちが増えてきた、多様性の側面が見えてきたというのが大きいです。例えばLGBTとかは顕著ですけど、常識の枠外にあるような人たちが増えてきたことで、多様性に寛容な社会が徐々に作られてきたと思っています。だから、子供は欲しくないという心理状況に関しても理解する人は徐々に増えてきているはずです。

 

話はちょっと戻るけど、結局責任の取りようがないというのが大きいわけです。子供が生まれてきた結果、どのような人生を歩むのか?産む時点で予想ができません。そして、子供は少なからず不幸になります。その程度や頻度は人によって違うが、確実に不幸なケースを何度も経験していくことになるでしょう。それが絶対に揺るがないので、その不幸なケースを許容できるか?どうかの問題になってきます。人はそれくらい我慢しろ的な見方をすることも多く、特定の不幸は不可抗力のように扱うわけだが、その子供がそれを我慢しないといけない理由はない。例えば、働きたくない人はたくさんいるが、それは働くことが大きな苦痛になるからだが、当然社会の多数派の人たちは働かない人はおかしいという見方をするのです。でも、働きたくない理由が存在するのは事実だし、その人が働かないといけない理由は存在しません。「働かないといけない社会で生きないといけないならば生まれてきたくなかった」と言われてしまえばそれまでです。これは覆しようがありません。そして、生まれてきたくなかったという気持ちを現実にしてやることもできません。親は子供がそういう気持ちを持っても、たいていは子供が甘えているだけとか、わがままを言っているだけと、都合のいいように考えて、自分の犯したミスを認めようとしない。そういう人間が多いからこそ、子供を産むことが全世界的に当たり前になっているのです。そういう状況を考えると、子供を産みたくないと思っている人って結構まともなんじゃないか?と思えてきます。

 

なぜ子供を産みたくないのか?欲しくないのか?私の場合には子供を不幸にすることがほぼ不可避であり、それが自分の中では許容できないからだ。言ってしまえば、人間の致死率は100%なので、死という不幸に対する恐怖心を誰もが絶対に感じるわけだが、この不幸はえげつないと思います。私は無理だね。自分の意志でそういう不幸を背負う人間をこの世に作り出すというのは、許容できそうにない。社会状況は今後どんどん悪くなっていくと思う。その代わり、平均寿命は伸びると思うから、それってどういうことか?というと、不幸を感じる回数は今後多くなっていくということです。未来の展望をすると、子供はいらないという心理はより強くなります。そして、子供は欲しくないという割合はそういう部分も踏まえてさらに伸びるでしょう。世の中の欺瞞は今後少しずつ明らかにされていくのだと思います。経済的な理由で子供はいらないと考えているような家庭が実際割合としては高いのだろうが、経済状況は今後悪化の一途をたどるだけでしょうから、普通に考えたら子供は欲しくないと考える割合は高まるでしょうから。子供はかわいそうと思う人は産まないし、そう思わない人は産むような社会にいずれなるかもしれません。

 

社会が今後良くなっていく、幸せを感じられる人が増えていくということは私は考えづらいです。科学が進歩してしまい、人が不幸を感じる余地が大きくなってしまったのです。特に医療はでかいと思います。人間が少しでも長生きしたいという欲望を持ってしまったがゆえに、平均寿命はどんどん伸びてきており、今後もまだ伸びるでしょう。平均寿命が伸びまくった世界で、私たちはどのように生きるのでしょう?寿命が伸びるってことは、必要なお金が増えることを意味するが、それをどうやって用意するのか?社会保障はどうなるのか?そういった状況でまだ平和を唱えている人間がいるのか?とも思えてきますよ。日本だけではないが、世界的に人類の未来は明るいとは決して言えないと思う。そういった流れで、子供はいらないという心理を持つ人、実際に子供を産みたくないと考える人の割合は間違いなく高くなると思う。どのレベルまでいくか?は分からないが、人類は確実に不幸を感じやすい未来を歩んでいるのです。

 

最後に反出生主義についてネットで調べてたら面白いツイートを見つけたのですが、それが以下のものです。

 

「生まれない世界の方が苦しまない証明ができない」と言うならば、生まれない世界ではそもそも苦しみという概念(感覚)が存在するか?どうかも絶対に証明できないんですけどwwwこのツイートが妥当性を帯びるには、生まれない世界で苦しむ人がいるかもしれないという事実を現実ものとして説明しないといけないが、そのためには生まれない世界(つまり私たちの意識がない世界)で、苦痛の感覚が存在することをまずこの人が証明すべきなんですよ。それが証明できてから、ようやく生まれてない世界で苦痛はあるのか?ないのか?の話に進むわけですな。生まれてない世界でも苦痛の概念があると断言できるならば、その生まれてない世界でも苦痛を感じる人、感じない人がいるから、それは生まれてきた人と同じでしょ?というのは筋が通っていると思うが。ただ、概念が存在しなければ、その概念の有無を議論する段階に移行できないわけですから。生まれてない世界での苦痛の可能性を反論の根拠にするならば、生まれてない世界が存在することをまず証明てくれないと。

 

というか、それ以前に生まれてない世界って概念が意味わからない。生まれてない世界の人ってどういう状態なの?胎児とかなら分かるんだけど、人間の個体とは認められないような人たちまで含むわけ?生まれてない世界の人ってどういう概念???これが一番の謎なのよ。胎児はこれから生まれてくる人になるから、生まれてない世界に存在する個体かもしれない。ただ、胎児以前となると、実態が全くない存在で、そんな人たちが存在する証明も必要だと思うんですけど、できるわけないよね?仮にそういう生まれてない人というのがいるとしても、生まれてない世界で苦痛があるとしたら、意識がない状態でも苦痛があるってこと?じゃあ、例えば火葬とかどうなんの?って思うんだけど。死んだ人間には苦痛を感じないという前提のもと、火葬は行われているわけだが、死んだ人間が苦痛を感じない証明も、生きている人間には体感したことがないから証明できないでしょ?つまり、意識がない人間も苦痛を感じるかもしれないって主張をするならば、この人はもっといろいろなところで主張すべきことがあるように思うのですが。この人はまず日本から火葬の慣習を消すのが先だと思うのだがな(笑)まあ、土葬であっても苦痛は感じるでしょうけど。こういった火葬の話は一例であって、他にも同じようなケースは山ほどあると思いますが。

 

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