日本史の江戸時代というのは覚え方が難しいというのがあるかもしれません。時代として長いですし、ボリューミーなんですよね。時代の長さだけで言えば平安時代の方が長いですけど、平安時代よりは江戸時代の方が覚えられないという人は多いかもしれないです。ちなみに私は明治時代で結構苦労しましたけど。日本史の江戸時代の覚え方としてはポイントはいくつかあります。江戸時代は日本史の中でも特に出題頻度が高い時代であるということをまず前提に考えないといけません。かなり出やすい時代です。でも、江戸時代の中のどこが出るか?は全く予想ができません。というのも、江戸時代は出題のパターンがあまりにも多すぎるのです。詳しい参考書とかを見ると、江戸時代に関する情報がかなり多い、こんなことまで出るの?みたいな、政治史とも文化史とも違う部分まで出るので、覚え方としてはいろいろな範囲まで気を遣っていかないといけないので、本当に大変です。例えば、江戸時代の流通業とか、海運業とかの範囲があるんですけど、あれって本当にややこしいです。滅多に出るものではないですが、私も一応覚えましたけど、覚えたというだけであって理解は全くしていなかったと思います。蔵前とか、菱垣廻船、樽廻船とか、単語だけは未だに覚えていますけど。
日本史の江戸時代は人物が結構細かいです。特に将軍15人は完璧に覚えないといけません。基本的に15人の中で覚えなくても良いという人はいないと思います。有名どころだけを覚えようとしても、結構マイナーな将軍も出ると思うのです。私の感覚だと有名な将軍だからといって出やすいか?というと、そうでもない気がします。15人結構万遍なく出る印象ですが、出ない人は出ないかもしれないですね。家重、家治、家慶あたりはあまり見た記憶もないですから。でも、日本史で得点をとりたいのであれば、その辺の将軍もちゃんと勉強しておくべきのように思います。日本史における江戸時代の人物というのは、将軍だけではありませんから、本当に幅広く覚える必要があります。特に文化史は重要ですね。日本史の一定範囲を占める文化史の中でも、江戸時代の占める割合って結構大きいです。したがって、日本史の江戸時代の人物としては、この文化史もきちんとやっておく必要があります。でも、文化史ってそこまで出る印象ではないです。江戸時代の文化史が出ないとかではなくて、文化史自体がほとんど見た記憶ないのです。私が受けたところがたまたまそうだったのかもしれませんが、模試とかでも見た記憶がほとんどないです。文学部とかは文化史が出るという話も聞いたことがありますが、それ以外では出題されづらい傾向にある気がします。やらなくて良いとは言いませんが、優先順位は低いということです。江戸時代の人物の中でも文化史が占める割合は結構あるので、念のためにやっておいた方が良いとは言えると思います。
日本史における江戸時代というのは流れも重要だけど、文化史のような細かい知識も重要なのです。文化史が出やすいか?どうかは別として、文化史のような細かい知識をあらゆるテーマにおいて幅広く覚えておかないと解けない問題が多く出る場合があります。政治史が1番出やすいとは思いますけど、そこだけではなくて文化史やあとは江戸時代の産業や流通、海運、宗教とかもかな?挙げたらキリがないですね。教科書も割いているページがかなり多いのが江戸時代なので、日本史の中でも江戸時代は覚え方が難しいと感じると思います。目指している大学のレベルによっては教科書だけで対応ができますけど、かなり入試が難しい大学を受けるときには別の参考書を使っておいたほうが良いと思います。すでに紹介した一問一答もそうですが、私がおすすめしたいのは「石川日本史B講義の実況中継」です。これを使えば日本史の江戸時代でも流れが特に抑えやすいです。私も使っていましたが、かなりおすすめです。分かりやすいです。
この参考書は日本史の江戸時代の流れを学ぶときには特に使えると思います。江戸時代だけじゃないですけどね。日本史全般にわたって知識が頭に入りやすいというか、私はこれを使ってかなり成績が上がりましたよ。これを使う時点ですでにそこそこ偏差値が高かったんですけど、これを使ったら偏差値70の大台を突破した感じでしょうか?したがって、江戸時代に限らず、日本史で成績を上げたいと思っている人にとっては必須というか、結構おすすめなので参考にしてみてほしいと思います。日本史で成績が上がっている人はほとんど使っているんじゃないかな?と思うくらいです。江戸時代に関してもまとめ方が非常に分かりやすかった記憶があります。教科書みたいな構成ですけど、教科書よりは文章が分かりやすい、講義口調なので理解がしやすいと思います。元々予備校でやっている講義をもとに作られた参考書なので、そこが売りなんですけどね。日本史の江戸時代の覚え方に苦労している人や覚えられないと悩んでいる人で、教科書が合わない人は本書は使えるかもしれません。ちなみに1~5巻くらいまであって結構分量がありますけどね。だから、本気で日本史に取り組む人用ですね。
江戸時代の日本史の人物や流れを確実に抑えつつ、ちょっとマニアックな知識や細かい部分もきちんと学べてバランスのいい参考書という感じがします。この一冊(全部そろえると5冊くらい)だけでも日本史はかなりの実力がつく気がします。江戸時代もそうですが、それこそ縄文時代から戦後史まで幅広く流れを抑えつつ、重要な人物や用語も覚えられるようになっていて、年表とかもついていた記憶があるので学びやすいと思います。目安としてはMARCHや関関同立以上の大学を目指している人はこれは使った方が良いかもしれません。それくらいおすすめです。日本史の江戸時代は人物や文化史なそが幅広く、覚えることも多くて大変に感じる人は多いと思うのですが、勉強の仕方や参考書などを工夫すると少しでも知識がついてきて、成績が上がる気がします。日本史の江戸時代では覚えられないような悩みがある人は石川日本史B講義の実況中継はおすすめの参考書なので使ってみると良いのではないか?と思います。年表なども使っていてまとめ方も良いと感じているので、良かったら参考にしてもらいたいと思います。1~4巻までが政治史で5巻が文化史なのかな?Amazonでも売っているので良かったらご覧ください。

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