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外国人にわさびを大量に入れた市場すし難波店は人種差別でも嫌がらせでもなかった件

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大阪の市場すし難波店というお店が外国人に対して、嫌がらせでわさびを大量に入れていた、または差別発言をしていたということがニュースになったが、この問題はいろいろな角度から考える必要があるように思います。というのも、私は当初のこのニュースは見出ししか見てなくて、そのままの文字通りの内容で受け取ってしまったのだが、詳細を見るとどうもそうじゃないらしい。ニュースの見出しは「嫌がらせ」となっているものの、真相はあくまでも「おもてなし」に近い状況だったみたい。平均的なわさびよりも大目のわさびを使ったのは事実らしいが、お笑い芸人が罰ゲームで大量のわさびが入った寿司を食べていることがあるが、ああいった状況ではない。私はその被害に遭ったとされる外国人が撮影した寿司の画像を見たけど、確かに平均的な量よりは多いように見える。ただ、さっき言ったような罰ゲーム的な量と比べるとそこまではいってないだろう。茂木健一郎氏がこの話題についてブログを書いているのを見たんだけど、それによるとこの市場すしは、別に嫌がらせでやっていたわけじゃないという。

 

というのも、外国人に対して一律に大目のわさびを塗っていたというのだ。それは恐らく外国人が大目のわざびを注文する、または好む傾向があったからみたいなのだが、茂木氏が指摘していたのは、結局一律にやるのが問題ということで、お店側の姿勢についてはそんなに悪質と捉えていないみたいだった。つまり、そういう傾向が外国人のお客さんにあったとしても、一律に対応したらそりゃわさびが苦手な人もいるだろうという話になってくる。だから、平均的な量で対応して、お客さんから個別に注文があった場合のみ量を調節すれば良いんじゃないか?と思います。そういった状況が発覚する前に、ニュース記事では嫌がらせ、差別的取り扱いと決め付けて報道しているところもあったけど、そっちもそっちで問題でしょう。差別的発言に関しては、そもそもお店が確認できないとしており、どこまでが真実なのか?もさっぱりです。お店側は外国人観光客を思ってやったことならば、これは嫌がらせではなくておもてなしに近いかもしれない。おもてなしという言葉は私はあまり好意的に受け止めていないのだが、今回もそれが裏目に出た結果なのでしょう。おもてなしを全員が好むとも限りらないのと、結局この場合のおもてなしは1人1人に対応しなければ意味がないわけで、そりゃクレームの原因にもなりえる。

 

おもてなしと嫌がらせの境界は正直難しい。わさびの適切な量なんてものは存在しない。平均的な量が相場になっているというだけで、その量にしておけば1番問題が起き面うというだけの話でしかない。逆に、わさびが少ないというクレームもあるかもしれない。そもそも寿司を食べるのにわさびが苦手な人もいる。私はわさびがあまり得意ではない。わさびが入っていても良いけど、多いと困ったりする。私はわさびが多すぎるという事態に遭遇したことはないが、わさび問題って、本当に1人1人によって好みが全然違うから難しいと思います。今回の市場すし難波店だけに限らず、お客さんからクレームが来ることなんて日常茶飯事であって、私は別に特別視はしていない。特定のお客さんへの対応がまずかったというのは、別によくあることでしかないと思う。

 

寿司のわさびの量が仮に全てのお客さんに対して平均的であったならば、今度はわさびが少ないというクレームがあったかもしれない。そうなると、クレームを減らすように努力をすることは必要だとしても、クレームは0にはならない。お店が差別的取り扱いや嫌がらせの意図がなかったならば、それは単なるミスであり、「大阪の寿司屋が韓国人客にとんでもない嫌がらせ行為で炎上 大量のわさびを入れたり差別発言 | ゴゴ通信」の記事みたいに書く必要はないだろう。そもそも事実確認も取れていない時点で、嫌がらせとか、人種差別とか書いてしまうのは、こっちの筆者の方がよっぽど問題だろうと思う。ミスはミスとしてお客さんが指摘すれば良いし、第3者がこんな風に書き立てるのは、それこそお店に対する嫌がらせだろう。嫌がらせか?どうかはその行為をした人の気持ちの問題であって、第3者が軽々しく判断できるものではないはず。実際、お店側は謝罪文の中で、嫌がらせ目的ではないことを明示している。

 

嫌がらせとおもてなしの境界線は紙一重だと思う。それをやった側とやられた側の気持ちが一致しないと、こういう問題が起きる。今回の問題はわさびを多めに入れれば、そりゃこういうクレームが来るのは容易に予想できそうなものだが、平均的なわさびの量にしたところでクレームが来ないわけじゃないので、結局どっちをとってもって感じで、クレームを0にするのは無理ですね。1人1人に対して毎回わさびの量を確認すれば良いのだが、さすがに手間がかかりすぎるというのがあるのだろうか。そうなると、クレームを0にするのは無理な問題とも言える。そもそも結局こういうときだけ「差別」っていう言葉を持ち出すのがすごい気に入らない。差別を訴えている人間も絶対に差別をどこかでしているはずだ。差別ってすごい悪いことみたいに言われているが、世の中で滅茶苦茶横行しているでしょう?まるで良い差別と悪い差別があるような感じで。差別全般に対してNOというならばまだしも、特定の差別に対してNOと言うってことは、じゃあそれ以外の差別は容認できるものもあるってことになる。それは=特定の差別は容認で、特定の差別は否定するってことだから、結局それ自体が差別ジャン!言っていることは矛盾しているんですよ。〇〇差別の廃止を訴えている人は、自身が差別する人間ですよと主張しているようなものなのです。その人は差別を良いことと考えているのか?悪いことと考えているのか?謎でしかないですよね。

 

 

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