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親のすねかじりは賢い?携帯電話、スマホの料金を親が払うのは経済合理的な行動

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大学生になったら携帯電話、スマートフォンの料金は誰が払っているか?のアンケートをしたところ、75%くらいが親が払っているというニュースの記事を見たが、そんなものか。という感じがする。こんなことをわざわざアンケートした意味は何なんだろうか?というのが率直な感想だが、親のすねかじりがこんなに多いんだぞ?ということ知らしめたいがためのアンケートなのか?それ以外に意図があるのか?はよく分からない。しかし、私も大学生のときは携帯電話の料金は親が払っていた。というか、今も親が払ってくれている。私としてはお金をかけたくないので、払ってくれるならば払ってもらいたいと思っている。親も何も言ってこないし、全く問題ないと思っています。大学生は親が携帯電話の料金を払うのが多数派だが、社会人になると、大学を卒業すると、親が払うケースは一気に減るんじゃないか?学生を卒業して親が払っているケースは、多分1割とか、2割くらいまで下がりそう。

 

それは学生でもないのに、親が携帯電話の料金を払うのはおかしいという風潮が存在するからでしょう。その風潮に正当性があるか?というと、恐らくない。各自の価値観の集合として、そういう風潮が出来上がっているだけじゃないか?と思います。あとは社会人になれば、収入が増えて自分でも払えるから、払うべきだという考えもあるかもしれない。そういった理由で、現実的に社会人の携帯電話、スマートフォンの料金を親が払っているケースや割合はすごい少ない状態になっている。だからこそ、出る杭が打たれる日本では、こういう人たちを親のすねかじりを揶揄する人がいるのでしょう。しかし、その揶揄の仕方が正しいか?というと、そうは思えない。これが親のすねかじりというのはそうかもしれないが、極めて合理的なすねのかじり方だからです。結論から言うと、親のすねかじりっていうのは、相続税を払わなくて済む遺産相続ということになるでしょう。起きていることは遺産相続と同じなんですね。これは2年前くらいかな?テレ朝の番組「怒り新党」で有吉弘行さんとマツコデラックスさんが言っていた気がする。この番組に同じように、携帯電話の料金を社会人になってまでも親に支払ってもらっている友達がいるんだけど・・・。みたいな投稿が寄せられたのです。

 

その怒りの投稿に2人は何て答えたか?というと、「要するに、遺産の先渡しでしょ?今、携帯電話の料金を払ってもらっているってことは、親の財産が減るわけだから、将来もらえる遺産の金額が減るってことと同じジャン。遺産を親が生きているうちに貰うか?死んでから貰うか?の違いでしかない」と、確かに有吉さんが発言し、マツコさんも同意していた記憶がある。私もこれに完全に同意しますね。おまけに言うと、これは遺産の前払いであると共に、相続税がかからない遺産相続になる。国に搾取される分が少ないのだから、非常に賢い。遺産相続は、経済合理性を考えるならば、死んだ後じゃなくて、生きているうちに少しずつ子供に渡していく方が優れていると言えそうです。その分、国に渡る税金が渡るのが一概に良いと言えるのか?どうかは分からないが、国がいざというときに救ってくれる保証がないのだから、そんなところに税金を渡してもしょうがないという認識も私の中にはあるし、国が助けてくれないかもしれないならば、自分でナントカするしかないので、本来かかるべき出費をなかったものにするというのは、そのための策として大きい。それだけ貯金が増えるわけだから。

 

そういった理由で、親のすねかじりは、生きていくうえで非常に合理性の高いやり方だということ。また、誰かが言っていたけど、もらえるのはもらっておいて構わない。ということもあります。社会人になったら携帯電話の料金は親が払うのはおかしいという理屈は、ルールとして存在するわけじゃなくて、感情論の集合だから、それが正しいわけではないということです。社会人なればお金に余裕が生まれるから携帯電話の料金を払うべきだという意見もあるが、払える余裕があるのに、医療費を全額負担しない人だってたくさんいるんだからそれと一緒だと思うけどね。医療費は払える余裕があっても全額払う人はまずいない。それは払わなくて良いものは払わないで良いでしょ?という意思表示の表れであり、もらえるものはもらっておけという行動と変わらないと思う。私はいちいち他人と同じように生きないといけないような社会を非常に窮屈に感じているので、恐らくこれからも他人と違う、他人からすれば違和感を覚えるような生き方をしていくと思うが、その多くを私は特に間違っているとは感じないだろう。親のすねをかじらせてくれえるならば、かじって何が悪いのか?と思います。

 

 

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