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人気Youtuberが「男は一生仕事をするのが当然」の価値観を一蹴する

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数日前にフジテレビのバイキングに有名Youtuberの恭一郎さんという方が出演し、自身の仕事観などを語っていたらしい。私はこの人の名前は全く知らないのだが、結構面白いことを言っていて、割と共感できた。キャリコネニュース「「若いうちに2~3億稼げれば、それでいい」 人気YouTuberが「男は一生仕事」論を一蹴 | キャリコネニュース」でも、その模様が紹介されているが、本当に今の若い人たちは働く常識に囚われない、固定観念をぶち壊す人が増えてきているみたいです。

 

>番組が街頭で40代以上の100人にYouTuberのイメージを聞いたところ、「ひきこもり」「楽して儲けようとしてる」「まともな仕事して欲しいね」などネガティブな声ばかり。63%が「YouTuberを職業だと思わない」と回答した。

この声に、動画で稼いで生活している恭一郎さんは納得しかねる様子で、「僕はニートじゃない!」「楽して儲けているというイメージはあまりにもひど過ぎる。自分の好きなことはやってるんですけど、楽ではないですし」と訴えた。

世間のYoutuberに対するイメージはもはや予想通り、この回答の中には多少は嫉妬の気持ちも含まれているのではないか?と予想できるが、Youtuberを職業だと思わない人には、職業の定義を教えてもらいたいし、まともな仕事に就いてほしいと言っている人には、まともな仕事の定義を教えてもらいたいし、楽して儲けようとしているという人には、それの何がいけないのか?を説明してもらいたいというのが、私の第一印象で、そもそもYoutuberに関して詳しく知らない人にインタビューしても、そりゃそうなるだろという結果でしかない。楽して儲けているという点については、恭一郎さんもそれに大して反論しているが、個人的には全く楽な仕事とは思えない。もはやYoutuberが職業か?職業じゃないか?というのは、個人的にはどうでも良いと思っています。別にこういうお金の稼ぎ方が職業になるか?ならないか?を決めたところで意味はないからです。職業じゃないってことは、Youtuberは無職になる。しかし、無職なのにあれだけ稼げるのは、もはや職業としてやっている人よりも凄いんじゃないか?と思う。まともな職業っていうのは正社員のサラリーマンというイメージなのかもしれないが、過労死や鬱病のリスクを抱えて、パワハラ人間関係にも悩む可能性があり、給料も満足してもらえるケースは少なく、法律を平気で破る企業が横行している中で働くやり方が、正直まともな職業か?ていうと、私は頷けないです。

 

さらに番組は、恭一郎さんの具体的な仕事をピックアップ。人気動画「2キロのバケツプリンが食べたいんじゃ」など3本を紹介した。これを受けて、ゲストの野々村真さんはこんな質問を投げかけた。

「今はいいけど、流行り廃りがあるし、この先の人生のことを考えると、ちょっと不安なんですけど、その辺どう思ってるの?」

 

多くの一般人が当然抱えている疑問だろうが、そもそも浮き沈みが激しい芸能人がこんな質問をしても全く説得力がないと思う。それに関しても恭一郎さんは言い切る。

 

>確かにYouTuberという聞きなれない仕事が、この先いつまでも残っているとは限らない。しかし恭一郎さんの口からは「いや、でも、この先の不安っていうことは……。一生仕事しなきゃいけないってことですか?」という逆質問が飛び出した。

よもやそんな返事が返ってこようとは思わない野々村さんは「は?」と驚き、「いや当然、男なら一生仕事してカネ稼がないと」と言い返したが、恭一郎さんは「そんなことはないんじゃないですか?」と即答。「べつに若いうちに、生涯年収くらい稼げばそれでいいじゃないですか」とキッパリ言い放った。

質問をした野々村真さんからしてみれば、Youtuberという職業の安定性についての返答がくると思っていたか?それに対して反論ができないか?のどっちかを想定していたんじゃないか?と思います。しかし、返ってきたのはそのどちらでもない返答だっただけに、野々村さんも「は?」としか言えなかったのでしょう。逆転の発想というか、Youtuberが将来的に安定した収入を得づらい職業であるということは認めたうえで、じゃあ稼げるうちに稼げば良いじゃんという意見なんでしょう。そして定年まで働くことを前提としたような野々村さんの価値観だけが全てですか?と問いかけたのでしょう。別に定年まで働かないといけない必要性はないでしょうね。

 

>「そもそも、汗水たらして稼ぐっていうのが、すべてに適応するとは思わないです」

という労働観を披露した恭一郎さん。汗の量だけでは仕事の価値は決まらないということだ。モノの需要がひと通り満たされてしまった世の中で、ゲームやエンタメにばかりお金が集まる現代社会を象徴した考えと言えるかもしれない。

これらの発言に坂上忍さんと林修先生はウンウンと頷き、賛意を示していた。結局YouTuberも芸能人も、わが身を晒して自分を売り出すことや、一部のスター以外は安定しない職業であることは変わらない。それで稼げているのであれば「まともな職業として見てもらえない」悩みなど、どうでもいいことではないだろうか。

労働に対する考え方が昔と今では大きく違う。でも、安定が大切っていう考えは今でもある。しかし、安定するためには他にマイナス面を受忍しなければいけない世の中であるのもまた事実であり、安定したかったから、そういうマイナス面を受忍しながら、公務員でも、サラリーマンでも目指せば良い。一方、安定はないが、安定を手に入れるために伴うマイナス面がないならば、それはそれで1つの魅力的な仕事だろう。結局、Youtuberに対しての「将来どうするの?」という質問は、サラリーマンに対して「毎日あんなに疲れて悩んで仕事をして何が楽しくて生きているの?」と質問するのに等しいと思う。世の中に何の欠点もない職業はほぼないと思うから、安定性の欠如などを含めて、職業には何かしらの欠点があってはいけないという認識自体が違うのではないか?と思います。

 

僕の仕事は YouTube

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