就職しないで、ブロガーになった人のBlog

就職して雇われてお金を稼ぐという従来の働き方にとらわれない、未来の生き方を模索していきましょう。

経済学部、経営学部、商学部の学ぶ内容の違いは?就職の有利さではどっちが良いか?

【スポンサードリンク】

大学に入学する前に、大学を選んだり、学部を選んだりすると思うんですけど、そのときに男子学生であれば経済学部、経営学部、商学部を目指す方、受けてみようかな?と思っている方も多くいると思います。でも、この3つの学部って何が違うの?と思っている方も多くいると思います。なかなか区別がつかない、勉強の違いはどこなのか?という方もいるでしょう。経済学部、経営学部、商学部はどっちがいいのか?どれが良いのか?学ぶ内容の違いは?就職に有利なのはどれか?就職先はどんなところがあるのか?など気になることがあると思います。そういう方のために是非教えたいと思いますが、私は経済学部出身なので、経済学部についてはよく分かっているつもりです。そして、経営学部も大学の授業ではないですが、勉強したことがあるので、ちょっとは分かります。そして、商学部ですが、こちらはよく分かりません。ただ、実際は経営学部と商学部はほとんど同じと考えて良いのではないか?と思うんですよね。厳密に言えば学科ごとに経営学と似ている部分と似ていない部分もあると思います。学科によっては会計とか、簿記に近いことを学ぶのが商学部であるケースも考えられますし、これは大学がどういう学科を設置しているか?にもよるかもしれません。その違いを実感できるか?というと、そこまで大して感じられないかもしれません。商いと経営ですから、字を見ても似てますよね。ただ、経済とはまた違うと思うんですよ。経済の方がよりマクロ的な視点です。つまり、大きな視点から勉強をすることになります。

 

マクロ、ミクロっていう言い方がもう専門用語なのであれですが、マクロっていうのは、より大きな見地からのものの見方で、ミクロっていうのは、もう少し細かいものの見方をすることです。つまり、経済っていうのは経済全体ですね。国内経済だけの場合もありますけど、世界を含めた経済、そして、今の経済だけじゃなくて過去の経済、そして、経済というものの考え方、そして今の経済状況、雇用状況、働き方など多岐に渡ります。学科によっても違いますが、経済学科で言えば非常に幅広いです。いろいろな次元に渡って勉強して行きます。経営や商は一般的には企業目線です。つまり、経済の中には登場人物として企業も出てくるわけですが、その企業の経営活動に焦点を当てたのが経営学であり、場合によっては商学になるのではないでしょうか?メインが経済全体か?企業や家庭も含めての活動か?っていうところではないでしょうか?ここが大きな違いになると思います。言葉で説明しても分かりづらいんですよね。学ぶ内容自体は結構違いがありますから、正直言って将来的に役に立ちそうなのは、経営学、商学の方じゃないか?と思います。人生において、仕事をするにおいてヒントになることが結構あると思います。それはサラリーマンとして働いていても、起業をしたりしても。どちらでもありえることです。ちなみに数学を1番使うのはどれか?というのは気になるかもしれませんが、これは大学によるんですよね。一般的に経営学部や商学部はあまり数学を多用することはないと思いますが、会計学科とかになると使う頻度は高いかもしれませんし、逆に数学を多用するイメージの経済学部でも、数学が必要な授業をとらないで卒業が可能な場合もあるので、そこは大学の仕組みによります。私は中学レベルの数学も怪しいですが、卒業しました。在学中に数学の勉強はしていません。

 

私は経済学部で学んで、得た知識とか、経験たくさんありますけど、それはほとんど考え方や価値観の問題に近い。実用的じゃない。っていう感じでしょうか?机上の空論というか、経済学の知識って、日常生活の中であまり応用が利かないようなものが多くないか?と感じています。それは実は当たり前で、世界が大きすぎるからです。経営学や商学と比較すると、より大きな目線で学問探求をしているので、日常的な場面と経済学は相容れない部分が多いと思うのです。逆に経営学や商学はもっと狭い範囲を探求する学問で、個別の事象を分析しています。それが企業や家庭の問題になる。経済学は一国全体とかで資源配分をどうするか?経営学や商学は1企業あたりで資源配分をどうするか?なので、考え方は近いものはあるかと思いますが、ピンとこないのが経済学で、ピンとくるのが経営学や商学ですかね?そういった意味で、普通に生きていく人にとって応用が利く、生かせる余地があるのは経営学、商学の方かな?と思うんですよ。そういったことを考えていると、経済学部じゃなくて商学部や経営学部を出ても良かったかな?と思わないでもないですけど、私が仮に今から大学に入りなおすならば、どちらも選ばないでしょうね。

 

経済よりは経営、商の方がまだ使える知識である可能性はなくはないが、そもそも私は仕事とか、卒業後に生かせる、生かせないで大学の学部を選んだわけではないので、そこは大した問題じゃないのです。単純に教養の範囲を出ない学問が文系の場合には多いので、そこはあまり問題ではないと思っています。私は正直、今からまた大学に入るならば、文系ならば文学部に入りたいと思っています。どの学問も基本的にそんなに役に立たない、役に立たせる余地が生まれづらいという前提に立つならば、何を学ぶか?の違いは興味、関心の違いでしかないと思うのです。だから、単純に自分が興味あること、それに近いことを学べればそれで良いやと思っています。それが私にとっては今のところは文学部でしょうかね。高校生の頃には全く興味を示さなかった文学部ですが、大学で学ぶとしたら1番興味をそそられます。別に文学はそんなに好きではありません。本もほとんど読みません。でも、文学の中に作られている一部の世界観に凄い惹かれる部分があるのです。だから、全く興味ない作品の方が、恐らく多いでしょう。でも、ちょっと読んでみたいとか、気になる作品もあるんです。そういったものについて、自分でただ読むだけじゃなくて、詳しく知ることができるというのは、やはり大学での勉強になると思うので、ただストーリーを知るだけではなく、作者がどういう思い出これを書いて、当時の社会状況はどうで、そういう影響を受けて、本人の作品にこめた思いは?など、作品によっては気になる部分が多いにある。私はそこに意味を見出して、大学でまた勉強するとしたら日本文学について話を聞いてみたいなと思うわけです。

 

大学を卒業する頃、もしくは在学中に別の学部にしておけば良かったと思うケースはそれなりにあるんじゃないか?と思います。高校生の頃と大学生になって卒業を迎える前に人生観や考え方がやっぱり変わると思いますし、そもそも漠然と経済について学びたい、法律について学びたいと思っても、高校生の頃に想像しているそれらの学問のイメージと大学に入って授業を受けるときの内容に乖離がある可能性があります。それは、大学に入れば130前後くらいの単位をとらないといけないので、たくさんの授業をとらないといけない。当然入学前に予想していた分野の授業もあれば、全く予想だにしなかった授業もある。多分、後者の方が多いです。そして、卒業するためには後者のようなそんなに興味のない授業もとらないといけない。そうなれば、楽しい授業は一部で、あとはあまり面白くない。というような大学での勉強になるケースは少なくないと思います。学部固有の授業じゃなくて、全くそれは社会人になっても同様で、自分の希望する事業をやっている企業に仮に入れても、そこで任される仕事は自分がやりたいと思っていたのとは違う。そこにはたくさんの部署があり、仕事もたくさんある。その中で自分がやりたいことに携われる時間はわずかであり、残りの大半は興味のないような仕事をこなさないといけない。それがむしろ普通なんじゃないでしょうか?

 

学部選択に関して、高校生の段階で後悔をしないような、ベストな学部選択をしようとしても、それはとても難しいと思います。経済学部、経営学部、商学部を目指しているという方も、できるだけ納得したうえで、理解したうえで選んでみてほしいと思いますが、卒業時にこの学部で良かった!と思える人がどれくらいいるか?というと、そんなに多くないかもしれません。面白い、面白くないは本人次第なので、何とも言えませんが、実用的なのは経済学部よりも経営学部や商学部だと個人的には思います。経済学部、経営学部、商学部の違いは是非認識したうえで、学部選択をしてみてください。とはいっても明確な違いはなかなか説明できないので難しいですが。また、経済、経営や商それぞれにおいて、本当に幅広い分野を学びますし、大学によっては別の学部の授業もとれるので、どれかの学部に固執する必要はないかもしれません。就職率でいえば、どれも変わらないと思います。就職に有利なのは、この3つの中だとそんなに大差もないので、経済学部、経営学部、商学部の中でどっちが良いか?どれが良いか?というのは、決め手もなかなかないかもしれません。しかし、経済、商系の学部を考えている方は、これから大学選び、学部選びをしていく中で参考にしてもらえればと思います。

 

大学選びより一〇〇倍大切なこと

大学選びより一〇〇倍大切なこと

  • 作者: 筒井美紀
  • 出版社/メーカー: ジャパンマシニスト社
  • 発売日: 2014/03
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 
つまずかない大学選びのルール

つまずかない大学選びのルール

  • 作者: 山本繁
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2013/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • クリック: 5回
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 

 

あわせて読みたい記事