日本史の勉強をしていて、年号に困るという方も多くいると思います。年号はたまに出題されます。何年か?ってストレートに聞いてくるような問題もたまにありますけど、センター試験とかでよく出るのは、時代の古い順に並べろとか、そういった問題です。これはだいたいの年号が分かっていれば解けますが、できるだけ多く覚えていったほうが良いと思います。日本史の年号の覚え方はいくつかあるかもしれませんが、私は年号を覚えるのはそんなに苦労はしなかったですね。年号で出てくるのは、何かしらの事件、何かしらの制度や法律が制定されたときなどが代表的ですけど、いろいろな年号を覚えましたが、私は日本史の年号はほぼストレートに覚えました。語呂合わせで覚えたりしないで、1932年五一五事件とか、そんな感じです。語呂を使った方が覚えやすいという方もいるかもしれませんが、私は語呂自体を覚えるのが面倒で、そのまま覚えていました。語呂を使いたいという方にオススメなのは以下の参考書です。

石川晶康 日本史B講義の実況中継(1)原始~古代 (実況中継シリーズ)
- 作者: 石川晶康
- 出版社/メーカー: 語学春秋社
- 発売日: 2015/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらは日本新流れ、通史を抑えるのに使ええる参考書で、受験生の中で日本史をとっている人は多くが使っていると思います。私も使いました。これは1~5巻まであって、4巻までがいわゆる通史です。平成までの時代順に日本史を学習できます。この参考書の中には大事な年号を覚えるときには、毎回この著者が考えた語呂が載っていたりします。だから、日本史の年号は語呂合わせの覚え方が一応できます。そんなにたくさん載っていたかな?私が使っていた頃と内容が変わっている可能性もあるので、語呂も変わっているかもしれませんが、語呂は多分今でも載っているんじゃないかな?1582年(イチゴパンツで本能寺の変)とかは、覚える気もなかったけど、いまだに覚えてしまっています(笑)それくらいインパクトに残る語呂もあったと思うのです。年号に関しては覚えようとするのではなく、覚える癖をつければ良いような気がします。確かに年号は覚えにくい、覚えられないものも中にはあるので、無理に覚えようとするのではなく、覚える癖をつける。つまり、年号が出てきたら、年号とそれにかかわる事件とか、制度や法律の名前を一緒に頭の中に入れようとしてください。入れないといけないわけじゃありません。入れようとするのです。
それを何度も何度も繰り返していけば良いと思います。教科書や参考書は1週だけしかしない人なんていないでしょうから。何週もして頭に詰め込んでいくのが普通だと思うので、そういった作業をしながら、何度も何度も年号を覚えようとしていけば良いです。覚えなくても良いのです。覚えようとすれば、自然と少しずつ頭に入っていくでしょう。上記の参考書は語呂なども載っているので、1番オススメですが、それ以外でも山川出版の教科書を受かっている人はそれでも良いと思います。また、一問一答も非常に使える参考書なので、是非覚えておいてほしいと思います。一問一答を上手く利用すると、非常に勉強が捗ると思います。一問一答にも年号に関する問題なども載っていたと思います。一問一答はだいたいハイレベルな知識を詰め込むときに使えるので、こういった参考書を使っていると、年号も覚えていきやすいですが、単純に知識量も増えやすいので、より細かい意識が備わっていき、難問も解けるようになって、成績も上がりやすくなるでしょう。日本史が模試などで高い偏差値を出せる人というのは、たいてい一問一答は使っていると思います。

日本史B一問一答【完全版】2nd edition (東進ブックス 大学受験 高速マスター)
- 作者: 金谷俊一郎
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2013/07/08
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一問一答はいろいろなものがあるので、どれでも良いとは思いますけど、私が使っていた中で1番取り組みやすい、そして、知識が万遍なくつきやすく、かつ難問レベルの問題も多いのがこちらです。東進の一問一答完全版です。問題集代わりに使えて、電車の中とか、机や鉛筆がないところでも解きやすい問題集になります。単純な知識問題がざーっと並んでおり、順番にどんどん解いていけば良いのです。問題の数がかなり多く、レベル別に載せていたりしてくれているので、とても使いやすいでしょう。年号を覚えるためだけであれば、別の参考書や教科書でも構いません。それこそすでに紹介した、石川日本史B講義の実況中継とかはかなり使えるので、これはオススメしたいです。ただ、これは年号をインプットしていくとともに、単純に知識量が増えたり、参考書や教科書で読んで勉強した部分の復習をしたりするときに有効ですから、どういう目的であれ、1冊は持っておいた方が良いです。一問一答はマーチ以上のレベルの大学を目指すのであれば、使っておくと赤本とか、本番の入試でも高得点をとりやすいでしょう。
でも、年号を覚えるというのもキリがないですからね。私もどれくらいの数覚えたか?分かりません。でも、有名なものから、マイナーなものまでかなり覚えたと思います。私は教科書や参考書に載っているものは有名だろうが、無名だろうが、とにかく何でも覚えようとしていました。完璧に覚えるのではなく、覚えようとしていたんですね。先ほども言いましたが、覚えようとする姿勢で良いと思います。その結果、覚えられたものもあれば、覚えられなかったものもあると思いますけど、そういう気楽なスタンスで覚えようとしたから、結果覚えられた年号も増えていったんだと思います。年号はそういう感じで、本当に肩肘張らずに、気楽に覚えていくつもりでいくと、気がついたらかなり覚えているのではないでしょうか?日本史の年号は語呂合わせとかよりは、こういった覚え方の方が無理がないと思います。また、正確な年号まで覚えていなくても、だいたいあの辺だなとか、あの出来事とあの出来事の間くらいだなくらいの感覚や認識にはなると思うので、完全に覚えていなくても、並べ替えの問題や時代の順番を整理する問題などではそれくらいのあやふやの知識でも解けたりしますからね。確実に正確な年号を知らないと解けない問題はそうはないですから、私は語呂ではなく、ストレートに覚えましたけど、日本史の年号は語呂合わせでも、それ以外の普通の覚え方でもどちらでも良いので、是非実践して、覚えるつもりよりは、覚えようとしていってください。それで十分だと思います。

学校では教えてくれない日本史の授業 謎の真相 (PHP文庫)
- 作者: 井沢元彦
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