就職しないで、ブロガーになった人のBlog

就職して雇われてお金を稼ぐという従来の働き方にとらわれない、未来の生き方を模索していきましょう。

会場に集めるアナログな会社説明会じゃ行きたくない!面倒くさい!という就活生の声は当然

【スポンサードリンク】

個人的に前から思っているのだが、会社説明会って、何で今みたいに会場に集めて話を聞かせるみたいな、アナログなやり方をしているんだろう?と思う。例えば、SPIっていう試験があって、それは会場に集めて問題を解かせるやり方になっていることが多いが、それに加えて今は自宅等、好きな場所で受けられるWEBテストのようなものも増えてきています。これは不正行為がし放題とか、批判もあるみたいだけど、そうやって変わっている部分は確かにある。ただ、会社説明会はどこもかしこもアナログなやり方をやめようとはしない。辞めている企業も一部あるが、数でいえばかなり少ない。就活生もそれが当たり前だと思っているから、異議を唱えないのかもしれないが、何でこんなやり方にしているのだろうか?その必要はあるんだとうか?私はあえてその都度学生を集めて、話を聞かせるのではなくて、動画配信にしてしまえば良いと思う。

 

実は予備校とかも今はそのやり方をやっているところも多い、予備校の授業と会社説明会の話は類似点が多い。だから、予備校がやれるなら、当然企業の採用活動でもできると思う。でも、何でやる企業が少ないんだろうね?動画配信にしてしまえば、1度収録した動画をずっと社内ホームページやYoutubeの自社チャンネル内で流しておけば良い。内容が特に変わらないのに、1年間の採用活動内で、複数回会社説明会をするわけじゃないですか?内容が特に変わらないのに、同じことを何回もやるわけですよ。手間も時間もかかりっぱなしです。それは学生にも言えます。だから、双方にとってWin-Winだと思うのだが、会社はやろうとしない。学生は受け入れる人が多いような気がするが、企業側はやるところがいまだに少ないのは何か理由があるのでしょうかね?あるとすれば、私の推測になるが、わざわざ会場まで足を運ばせることによって、志望度を見極めるとかね。これは思ってそうです。私は意味がないと思うけど。

 

どうして意味がないか?というと、それは他社と一緒だからです。つまり、会社説明会をネット上から配信することが当たり前といえる状況の中、わざわざ会社まで足を運ばせて会社説明会を聞かせるというのならば、他の会社の説明会よりも明らかに手間がかかる方法とって、それに参加してきた学生は確かに熱意があると言えるのかもしれないが、他社が同じように会社に来させている中、自社も同じようにやっても、そこに集まる学生の志望度は他社と同一という評価しかできない。つまり、かかる手間が他社と同じである以上、特別熱意がある人たちが集まったわけじゃないのです。だから、原稿のやり方で志望度が事実上測れないならば、動画配信にしたって構わないと思う。学生からしてみればメリットしかないわけですよ。手間や時間、交通費がかからないですし、満員で参加できないこともない。そして、質問があれば個別にメールを送れば良い。

 

デメリットを強いてあげるとすれば、会社のオフィスの中に入れないから、雰囲気がイマイチ分からない。ただ、規模の小さな会社は自社内では開催不可能な場合もあるので、レンタルオフィスとかでやる場合も多いし、必ずしも動画配信にすることもデメリットとはいえないけど。また、会社説明会の雰囲気は、その会社の真の雰囲気とは言えないのです。この時点では、まだ学生はお客さんだから、意図的に良い印象を持ってもらえるような雰囲気を作っていると思います。だから、雰囲気を感じられても参考になるか?も分かりません。実際、今行われている会社説明会の中でも企業紹介のDVDを流したりするケースも多々あり、動画配信に近いことはやっているですよね。それを拡大すれば良いだけなのに、何でやらないんですかね?それなりの企業の意図があるのかもしれないですけど、今のところ私には理解できないということです。会社説明会って、実際説明会になってないケースも多いです。学生からしてみれば、選考に進むために仕方なく参加している人も多いだろうし、企業は宣伝活動の一環としてやっているから、良いところしか言わない。学生が企業を理解する場として存在するのが会社説明会だと思うのだが、お互いがそういう気持ちは持っていないケースが多いように思います。

 

私も会社説明会は面倒だと感じていました。ただ、面接よりはマシだと思っていたから、何度か参加したけど、有意義だと感じた会社はほとんどなかった気がします。学生としても何を期待して会社に行けば良いのか?話を聞けば良いのか?分からない人も多いように思うが、ベンチャー企業だったりすると、社長が若くて気さくな人で、良い意味新鮮な感じを受けたりして楽しいところもあったが、そうじゃないところの方が多い。わざわざ時間を作って参加した意味があったとできるところはそんなになかったし、それならば手間のかからない範囲で学生に参加してもらった方が良いだろうと思う。デメリットが全くないわけじゃないが、現行のものに比べたら学生はメリットの方が大きいと思うし、企業側にももちろんメリットはある。企業側の価値判断の問題だが、企業側にとってのデメリットはせいぜい先ほど挙げた点になるんじゃないでしょうか?だから、そんなに大きいものじゃないだろうと思うし、それはもはやデメリットではないと思うということを書きました。いつか実現するかもしれないが、いつになるやら。

 

 

就活のバカヤロー (光文社新書)

就活のバカヤロー (光文社新書)

  • 作者: 大沢仁,石渡嶺司
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/11/14
  • メディア: 新書
  • 購入: 11人 クリック: 325回
  • この商品を含むブログ (190件) を見る
 

 

あわせて読みたい記事