英語の長文問題って、嫌いな人多そうですね。私も嫌いでしたから。文法問題とかのすぐに答えが出るようなのは良いけど、長い文章を読まないといけないのが本当にだるくて、勘弁してほしかったです。英語の長文読解は、得意な人と苦手な人の差がかなり生まれそうですからね。私も高校2年くらいまでは本当に英語自体もそうですが、長文がダメだったんだけど、解き方を工夫したらマシになりました。どこでその解き方を覚えたのか?記憶があまりないのですが、覚えているのはその解き方に変えたら、まともに受験勉強になったということです。私が何も考えずに解いていたころの解き方です。それは長文を全部読み終えてから問題を読んで解き始めていました。よくよく考えればこれで解けるわけがないのです。それは読んだ長文なんて覚えていないからです。だから、明らかに今考えればありえない解き方なんですが、その頃は何も考えないでそうやって解いていたのです。
それをいつからか変えました。根本から変えたのは、長文ではなく、問題文を先に読むという解き方です。これは全部が全部とは言えませんが、高確率でそうなっているので、試してほしいのですが、長文読解の問題は、長文の最初の方から順番になっていることが多いのです。つまり、1番最初の問題は、長文の最初から読んでいって、割と序盤にあることが多いです。つまり、2番目の問題が、1番目の問題よりも、本文において先に書かれている可能性は少ないのです。だから、1番目の問題を読みます。問題を読むと、注意しながら読むべきポイントが分かります。問題文に書かれているようなシーンがあるはずなんです。そこに行くまでひたすら読み続けます。すると、ついにきた!となるわけです。その前後に解答の根拠となる文章があるはずですから、それをとにかく探すのです。1番目の問題が解き終わったら、次は2番目の問題の問題文を読み、1番目の問題を解くために読んだ箇所から再度読み始めます。それを繰り返していくという感じです。
これが1番時間的に無駄にならずに、かつより確実本文と問題文をつなぎやすい解き方だと思います。一般入試もセンター試験も学校の定期試験もこれでいけます。私もこのやり方に変えてから、英語がだんだん成績が上がってきました。最終的に得意まではいきませんでしたが、英語がそれなりに難しいとされている大学に受かったので、英語はそこそこできるようになったのです。ただ、これはあくまでも基礎的な力があるという前提です。つまり、語彙力が十分にあって、文法もそれなりに理解して、という前提が合った上での話です。それらがある程度できていないと、このやり方をしても解けないと思います。解けないというか、何が書かれているか?意味が分からないと思うのです。私は人よりもとにかく単語帳を読み巻くりました。暗記だけは得意だったので、単語と熟語は本当に人並み以上にやったんじゃないか?と思います。受験で出てくる単語は特にかなり覚えたと思います。そういった語彙があった方が有利は有利ですが、受験英語は、語彙あけがあれば成績が良くなるわけではないので、そこが難しいのです。長文は単語や熟語を知っていた方が有利だが、それだけでは解けない問題も多々あるから難しい。後はテクニックや経験なんですかね。

システム英単語 (駿台受験シリーズ)
- 作者: 刀祢雅彦,霜康司
- 出版社/メーカー: 駿台文庫
- 発売日: 2011/11
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私が使っていた単語帳は上記のものです。当時も受験生の多くが使っていて、今と表紙が違いますが、私も側面に私の手の垢がつきまくっているのですが、それくらい使いました。載っている単語の数は2000近くだったかな?レイアウトが見やすく、重要度、頻出度によって、前から載っているので、最初からやっていけば、受験に出やすい単語から勉強できます。単語帳は、はっきり言ってどれを使っても構わないと思います。個人の好みや正確が出るものですから、結構人によって使っているものが違っていましたからね。だから、私はこれを使っていて凄い合っていた感じがします。でも、これじゃないとダメなわけじゃないです。他を使っても載っている単語はそんなに違いはないと思うので、後は好きな出版社とか、好きなデザインとか、中のレイアウトが見やすいか?とか、そういった感じで選んで構わないと思います。買った単語帳をひたすら覚え続ける。何度も何度も繰り返して覚えることが必要ですね。ただ、1つオススメなのはこのシステム英単語です。

速読のプラチカ―英語長文 (河合塾SERIES―入試精選問題集 3) 改訂版
- 作者: 鈴木裕次,坂井一任,田久保弘志
- 出版社/メーカー: 河合出版
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精読のプラチカ―英語長文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)
- 作者: 鈴木裕次,坂井一任,田久保弘志
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2005/10
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上記が私が使っていた問題集なんですが、今思えば、ほぼ2冊しか使ってなかった。よくよく考えてみたらあまりにも英語の長文読解の練習量が足りませんでしたね。この2冊は慶応義塾大学法学部に合格した受験生が使っていたと聞いたので私も使ってみたという単純な話です。その人はこの2冊を含めて、確か10冊くらい英語の長文読解の問題集を解いていたと思います。やっぱりそれくらいやらないとダメなんですね。私は長文読解嫌いなんですよ。文法の問題集は3冊くらいやったんですけど、長文はやっぱり好きじゃないので、あまりやる気にならなかった。だから、この2冊ともう1冊をやり始めたくらいで入試シーズンが来ちゃったのです。本当に長文読解嫌いだったんです。読解がもう少し好きになれたら、もう少し多くの問題集をこなせていたら、もっと英語が伸びて、さらに上の大学に受かっていたかもしれません。この2冊は英語があまり得意じゃない方にとっても丁度良いのではないか?と思います。大学別に過去に出題された問題が載っていて、偏差値的に下の大学から上の大学まであって、長文の文字数が結構少ないものから、多いものまで幅広くありましたから。だから、簡単なものから初めて、徐々に難しいものにチャレンジしていく。そういうステップが踏める問題集です。

やっておきたい英語長文300 (河合塾SERIES)
- 作者: 杉山俊一,塚越友幸,山下博子,早崎スザンヌ
- 出版社/メーカー: 河合出版
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あと、どうしても英語が苦手な方は上記も河合塾からの問題集ですが、これは全ての長文が300文字前後と非常に短い文字数になっている問題で、長く読んでいると疲れるとか、あまり文字数が多いのから始めても分からない!解けない!という方のために、非常にオススメしたい一冊です。300文字だと長文というより短文かもしれませんが、本当に英語が苦手、または英語の長文が苦手な人は、本当に最初の一歩のつもりで始めてみると良いと思います。ちなみに、このシリーズは300以外にも、500,700,1000まであるので、自分の英語のレベル、長文読解のレベルに合わせて、もっと長い文章のものを買っても良いと思います。300をやってみて慣れた!コツを掴んできた!と思ったら、次は500をやってみるとかね。徐々に長い文章をやってみましょう。実際の入試問題は700くらいまでの文章は普通に出ると思いますから、そのあたりのレベルの長文は解けるようにしたいですね。英語の問題の中では、特に長文読解は難しいですし、大変ですし、かつ配点が大きいので、これができるか?できないか?で大いに差がつきます。多くの受験生には、長文読解の解き方のコツを掴んで、必要な基礎知識、語威力や文法の力を身に付けて1点でもとれるようになってもらいたいですね。
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