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欠勤、休みの連絡でメールや電話がダメな理由は感情論ばかり

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会社に欠勤の連絡を入れるときにはどうしてメールやLINEはダメなのか?という話題で盛り上がっているようで、私もちょっと意見を書きたいと思います。「「欠勤連絡にメールやLINEダメ」派の不可解な主張 「非常識」「失礼」「欠勤率が上昇する」 | キャリコネニュース」の記事で筆者がメールやLINE否定派の不可解な主張を取り上げていて、まさにそうだと思うのだが、否定派の理由は、ほとんど理由になっていない。感情論ばかりが目立つのです。つまり、非常識とか、誠意がないとか、結局メールやLINEがダメな理由になってない。それがありなら、自分が気に入らないものは全部それで突っぱねることができることになってしまうのです。以下は記事の引用になります。

 

>一方でメール肯定派からは、電話は相手をムダに拘束するとか、かけてもつながらない場合があるという指摘があった。確かに早朝なら会社には誰もいないし、上司が寝ていたり通勤途中だったりする可能性もある。

あるユーザーは「電話が当たり前と言う輩は、なぜ電話が当たり前なのか、電話でないといけないのかを教えて欲しい」と憤っている。しかしこれに対する反対派の意見を抽出してみても、あまりパッとしたものが見当たらない。

 

この記事に書いてある反論意見は以下です。

「メールやラインの欠席報告は非常識だと思う……」
「『あり』と思っている奴等の思考が理解できない、というか理解したくない」

 

本当に筆者の言う通り、パッとしないし、感情論しかないよね。特に「理解したくない」って人は、こんな考え方で仕事がちゃんとできるんだろうか?と思う。理解できないものは理由がなんであろうと全部否定するってことですよね。こんな人間とは付き合いたくない。

 

>なぜメールやLINEではダメなのか明確に説明できず、感情的に反発するものが少なくない。かろうじて電話でなければ「失礼に当たる」と理由を説明する意見が見られる。

どうやら一方的に送信されるメールやLINEは、上司の「承認」「了解」のステップを経ないので礼を失する行為に当たるようだ。

「直接電話で話さないのは受理しない。自分が長ならね」という声から察するに、欠勤を承認する権限は最終的に自分であると誇示することで、「自分が長」であることを確認している人がいるのだろう。

 

自分が長であるから、自分が承認しないといけない?欠勤に承認が必要なのか?という問題もあるが、そもそもメールやLINEが上司の承認のステップを踏めないとういうのは意味が分からない。メールやLINEだって、確認は出来るし、当然返信もできる。電話と変わらないのだが。むしろ、メリットもある。それは通勤時間中ならば、会社に電話をしても出る人がいない可能性もあるし、上司に直接連絡しても電車の中で出られない。メールやLINEならば、電車の中でも確認できるし、返信もできる。

 

>また、欠勤は上司や同僚に迷惑をかけることなので、「電話一本でお詫び・休むに至った理由を申し述べるのは当たり前の常識」という人もいた。しかし、お詫びならメールでもできるし、理由も「体調不良」のひと言で済むのではないか。

信じがたいのはメールやLINEを禁止することによって、会社に「休む連絡」をするハードルを上げる効果がある、と主張する人たちがいることだ。

 

メールでもお詫びは出来ますよね。直接声を聞かせて話さないと誠意にならないとか言う人もいるんだろうけど、そもそもそれが誠意になる意味が分からない。例えば、愁傷活動をしている学生が内定取り消しに遭うとしよう。その学生は、たいてい電話で連絡を受けて、後日会社に来てくれと言われると思う。そして、そこで内定取り消しを言い渡される。これがおかしいと思うんですよね。学生はこの場合、被害者ですよね。何でその被害者である学生が、手間をかける方に回っているのか?という話です。直接会社に行く時間と手間がかかってしまいっていますよね。直接話したいって言うのならば、会社が自宅に来るべきじゃないですか?学生もそんなことは望んでないと思うけど。私ならば、会社で伝えなくて良いと。電話で良いといいますよ。どこで聞いたって、内定取り消しの事実は変わらないのですから。ちょっと例えがズレているかもしればいが、手間をかけて相手に詫びることが誠意かっていうと、そうじゃないと思う。むしろ、このケースでは相手の負担になっているのだから、負担をかけるのが誠意ってのはおかしいのでは?という批判もあるかもしれない。今回のケースでいうならば、電話で直接言わないと誠意がないと言うのなら、じゃあ手紙とかも誠意ないってことね。手紙で気持ちを伝えたりすることなんて山ほどあると思うが、それらに誠意はないと?そういうことでしょうか?

 

「メールで欠勤報告をOKにすると、従業員が欠勤しやすくなって”欠勤率”が上昇します。会社にとっても本人にとっても、悪い方に向かってしまいます」
「大馬鹿者! 欠勤の連絡は、音声『通話』だろ! でないと、いくらでも嘘が言えてしまうだろ!」

 

こういう批判もあるみたいですね。でも、それって結局裏返しですよね。つまり、メールやLINEなら嘘をつきやすくなるから電話にしろ!というのであれば、逆に電話は信用するってことだ。つまり、電話で演技が上手くできれば、仮病だって使い放題ということ。メールやLINEを信用しないで、電話を信用するってことは、そういうデメリットが同時に生まれるということになる。

 

「体調不良で休むときに出勤時間の○分前までに電話で連絡とかだと、体調が悪くて寝ていたいのに結局定時に起きて電話しなくちゃいけないっていうのはナンセンス」

 

これも重要ですよね。電話連絡だと、先ほどから言っているように、できる時間が限られてくる。病人なのに、電話できる時間まで待ってたり、起きていたりしないといけないのは、何のために会社を休んでいるのか?分からない。メールやLINEならば、いつ送信しても変わらないし、先ほど言ったように電車の中でもチェックできる。一般的な会社の場合では、メールやLINEすらもチェックできない状況っていうのは、そうはないと思う。例えば、別の会社の人と会っているとか。そういう限られた場面でしょう。ただ、その場合でもオフィスにはいない場合も多いから、電話はとれないし、携帯に直接かけても大切な人と話しているときにはメールやLINEもそうだが、電話も出られないでしょう。結局変わらないのでは?と思います。

 

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