大学受験をするときに予備校って、通う人もいるかもしれませんね。私が当時高校3年生だったとき、特進クラスっていう、普通コースと比べて、大学進学を考える人だけが集まったコースにいました。そのとき覚えているのは、周りの知り合いがほとんど予備校に通っていたということです。そういう光景を見て、予備校通わないとマズイのかな?と思ったりもしましたし、予備校に通ったことがないから、予備校ってどういうところなのかな?といった羨望の眼差しみたいなもので、他の生徒たちを見ていた覚えもあります。代ゼミ、河合塾、早稲田塾、四谷学院が当時は多かったかな?という印象です。そんな私は予備校結局通いませんでした。親は通ったら?みたいなことを言っていたような気もしましたが、周りが通っているからくらいしか、私の中で通う理由がなかったのです。だから、通わなかったのです。
ただ、今思えば通っても良かったかな?って思うこともありますよ。特に苦手科目ね。苦手科目は予備校にも通わず放置していたため、それが足かせになって、その後苦しめることにもなったので。得意科目は市販の参考書で十分間に合っていたので、あえて通う必要もないと今でも思っていますが、苦手科目だけは通っても良かったかもしれない。その科目がなんとかなれば、受験結果もまた違ったものになっていたかもしれない。そういうちょっとした後悔はあるかもしれないです。ただ、これから予備校に通おうか?悩んでいる生徒がいれば、得意科目は独学で十分です。偏差値が65以上ある科目は独学で良いと思う。というか、65以上あるような科目はそれ以上に伸ばすのは難しかったりするから、予備校に通って時間を多く使うのはもったいない。苦手科目に時間を使うべきだと思います。そうなると、苦手科目こそ予備校に通って勉強すべきとなるのでしょうかね。苦手科目は偏差値50以下かな?50以上60未満は、苦手でもなく得意でもなくって感じの科目になるかもしれない。50以下の科目があると、志望大学にもよるけど、結構受験を苦しめる足かせになりやすい。
私自身が体験しているから、是非言っておきたいのだが、偏差値50以下の科目はできるだけ作らない方が良い。ある程度の難関大学を目指すのであれば、私立大学ならば3科目全部を50以上にして、できるだけ3科目のバランスをとれるようにしたほうが良い。自分の志望大学次第ですね。例えば、マーチを目指しているのならば、3科目で60くらいほしいですね。そうなると、60を越えている科目、またはそれに近い科目は独学でやっても良いと思います。ただ、明らかにそこから乖離している科目、例えば偏差値が50くらい、50以下という場合には予備校に通った方が良いかもしれないが、その科目にもよってきます。例えば、日本史、世界史、政治経済などの暗記系科目は予備校に通うことで成績が上がるとはあまり思えない。これらは覚えるか?覚えないか?の差でしかないから、やる気の問題です。独学であまりやる気が出ないのならば、予備校に通ってやる気が出る可能性はあまり高くないのでは?と思います。つまり、国語や英語は良いとしても、こういった暗記科目は苦手だからと言って、予備校に通って成績が上がるとは思えないのです。
そんな感じで、予備校に通うか?どうかを決めてはどうでしょうか?私は受験を意識し出す頃から通い始めて良いと思いますけどね。高校3年生から、または2年生の冬休みや春休みあたりからで良いのではないでしょうか?1年生から通っている人もいますが、よほどの生徒以外は、あまり効果がない気もしてきます。つまり、モチベーションがない状態で通わせて、成果に結びつくか?というのが疑問なのです。それは受験に対する意識が高1からあるような生徒は良いかもしれないけど、たいていの生徒は1,2年はそんなことを考えていないですよ。3年生になってからようやく受験勉強しないとなー。という感じじゃないでしょうかね?そうなると、あえて1年生とか、早い時期から通わせる必要は乏しいのではないか?と思います。3年生になってからでも十分だと思います。あと、予備校に通わせる場合には、きちんと必要な科目を事前に分析することですね。先ほども言いましたけど。とりあえず受験に使う科目を全部予備校で学習させるという考えではなく、必要な科目を事前に導き出して、それのみ通わせるようにしないと、非効率、つまり時間の無駄になってしまうことがあるのです。
そもそも大学受験は予備校に通わないといけないみたいな先入観がある人もいると思う。それは違うと思う。通った方が良い場合もあるし、そうじゃない場合もあるということ。それを見極めるのが上記で説明したことです。通うか?通わないか?という選択肢以前に、どこに通うか?ということもあるし、どの科目を予備校で教えてもらうか?という問題もあります。私が通っていたのはある高校の特進コースで、周りはみんな大学受験を意識した生徒ばかりだったが、ほとんどの人たちが予備校に通っていた印象です。当時の私の価値観からすれば、予備校に通っていなかった私がおかしいのか?みたいな感じだったが、今となれば別にそんなことはない。予備校に通っていればもっと良い結果が出たかもしれないが、変わらなかったかもしれない。お金もかかるし、それだけ時間がかかるものだから、良いことしかないわけじゃないし、いろいろなことを考えたうえで予備校に通うか?独学でやるか?はたまた家庭教師や通信講座を利用するか?を考えてみてはどうでしょうか?
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