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割合が増えているナシ婚、地味婚の方が実は離婚率が低い理由

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「ナシ婚」という言葉があります。これは結婚式をあげないというカップルが最近増えてきたことに対する言葉で、地味婚などとともに、最近のトレンドになりつつあるようです。そういう結婚式をあげないカップルが増えてきた理由は、いろいろありますが、中でも経済的な理由は相当大きいでしょうね。お金がかかりすぎる。というのは多くの人が口にしている言葉です。こういうトレンドができると、ブライダル業界は今後どうなるか?分かりませんが、私に言わせれば、正常に戻ってきただけじゃないのか?と思います。結婚式や披露宴はバレンタインデーや年賀状と同じで、企業の仕掛けた陰謀みたいなところもありそうで、そこまでやる必要がない。年賀状やバレンタインデーはお金そんなにかからないからまだいいけど、結婚式は費用が莫大ですからね。やはり本来必要じゃないけど、ブームになっているもので、お金や手間がかからないものは残り、そうじゃないものは淘汰されていくかもしれませんね。

 

さて、この結婚式を挙げないカップルは、実は離婚率が高い?みたなことを言われることもあります。「結婚式ナシ婚カップルのほうが離婚率高い 神田うの発言に「関係あると思う」という意見も : J-CASTニュース」の記事では、タレントの神田うのさんが、昨今の結婚式をやらないトレンドに対して異議を唱えているみたいで、離婚率が高いということを言っていました。

 

 >神田さんは07年にパチンコ産業「日拓グループ」御曹司の西村拓郎さん(45)と結婚。明治神宮で挙式し、ホテルニューオータニで結婚披露宴を開いた。披露宴にかかった費用は総額6億円とも言われ、芸能界でも群を抜く「ド派手婚」として有名だ。    

神田さんは「世間でいう派手婚みたいな式をさせていただいて、それがあるから未だに夫婦でやっていられるというか、家族として一緒にいられると思っています」と振り返り、「あの結婚式がなければ別れていたかもしれない、といっても過言ではない」とまで言いきった。    

神田さん曰く、結婚式でみんなから祝福されることでパワーをもらえ、それが励みとなってちょっとしたことでは「離婚しよう」とならないのだという。「結婚式をしていないカップルのほうが、離婚率が高いんですよ」とも指摘し、「絶対やったほうがいいです」と結婚式の大切さを何度も強調した。

 

この人の言っていることはほとんど自分だけが基準になってますよね。あと、そもそも結婚式をあげることと離婚率に因果関係あるんですかね?ないと思うんですよ。すると、仮に本当に離婚率が高いとしても、それは結果論でしかないと思うんですよね。つまり、犯罪者の多くがお米を食べていたら、お米はよくない!食べない方がいい!となるのか?といったらならないでしょう。それは因果関係がないからです。あと、もう1つ疑問なのは、そもそも離婚率が高いことは悪いのか?ということです。神田さんが言っているように、結婚式がなければ別れていたかもしれないというのは、何かしらの原因で夫婦関係がこじれたということですよね。そういう例はたくさんあると思いますけど。そういう状態にまでいっている夫婦が離婚をしないで我慢をして生活を続けることが本当に良いことなの?中には結果的に、あのとき離婚しないで良かった!と思える例もあると思いますけど、逆にもっと早く離婚していれば良かった!というケースもあるでしょう。離婚をして別の人と再婚して、その人が上手くやっているとしたら、これは良い離婚だったと言えるのではないですか?離婚が悪いという風潮は、本当に人を苦しめるだけだと思います。

 

ちなみに結婚式を挙げた人たちの間でも「費用」によって離婚率に差が出ているそうだ。CNNの14年10月配信記事によると、米エモリー大学の経済学者らは「結婚式を質素にすませるカップルは、末永く幸せに下せる確率が高い」とする研究結果を発表。挙式費用が2万ドルを超えた花嫁は5000~1万ドルしかかけなかったケースに比べ離婚率が1.6倍に上ることが分かったという。結婚式を挙げるにしても身の丈に合った費用で「ほどほど」に抑えるのが良さそうだ。

 

記事の最後には上記のことが書かれているのだが、これによると結婚式を簡素にした方が、幸せに暮らせているカップルが多いのだそうだ。幸せの基準もよく分からないが、恐らく離婚するか?しないか?という基準なんでしょう。これは所詮結果論なんだろうが、データとしてちゃんとある分、神田さんの推測よりはまだ信憑性があるのでしょう。神田さんは派手婚をしたみたいで、すでに書かれているように、離婚を考える直前くらいにまで夫婦関係がこじれたみたいだから、このデータ通りなのかな?実際、ナシ婚や地味婚と離婚率には因果関係はないし、データからいっても、離婚率はむしろ低いとなっている。結婚式にお金をかけた方が離婚率が高いというのは何が原因なんですかね?やっぱりお金の問題で揉めるのでしょうかね?あれだけ結婚式にお金を使ったんだからという思い出があるからこそ、浪費というか、金遣いが荒くなって、それが夫婦関係をこじらせたりするのでしょうか?逆にナシ婚や地味婚はお金に妥協できる夫婦であるために、お互いがお金に関してはいい意味でシビアに捉えているからこそ、お金に関する揉め事がおきづらいのではないでしょうか?それが離婚率の低さに表れているのかもしれません。お金がない若者がドンドン増えていく今ですから、生活に確実に必要ではないものにそんなにお金を出していられないという夫婦は増えるでしょう。すると、ナシ婚や地味婚をする夫婦は、今後も増えることはあっても、減ることはないのではないでしょうか?

 

 

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