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いじめの対処法、解決方法は教師じゃなく弁護士や探偵を頼ること

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学校でのいじめをめぐる問題は後を絶たない。いじめなんてのは小学校、中学校、高校、関係なく起こるし、大人の社会だって起きている。学校でのいじめが今後なくなるとは思えないが、だいたいいじめの問題になると学校や教師が批判されてしまう。他に批判するところがないからなのかもしれないが、私はその批判自体がいじめなんじゃないか?と思う。そもそもいじめを学校や教師に解決させようとすること自体が無理がある。私の持論として、いじめは絶対になくならないというのがあるから、その場は解決したように見えても、いずれ起きることは避けられないと思う。いじめを本当になくしたいのであれば、学校の至るところに警察官等を配備するしかない。それでも学校外のいじめはなくならないが。だから、無理なんですよ。そもそも教師はいじめ問題への処理の適性をちゃんとクリアして教師になっているわけではない。つまり、教師の中ににもいじめ問題に対して、ちゃんと指導できる人とそうじゃない人がいるはず。

 

私が中学校のときの各クラスの担任教師を思い出しても、明らかにいじめ解決に向いてそうな人とそうじゃない人がいる。そうじゃない人にいじめの解決を迫るとなると、この教師が今度は思い悩んでしまいそうなんです。実際、民間企業の話になれば、明らかに営業に向いていない人が営業を任され、上司から日夜プレッシャーをかけられ、鬱病を発して自殺した事例を以前、たまたまテレビで見たのだが、学校の先生の本職は授業を教えることだと思う。最近は、それだけに留まらない業務が増えすぎている。生活指導、部活動の顧問、家庭訪問、進路指導など。こういったことは採用されるに当たって、多分審査されていないポイントだと思う。いじめについての指導もその1つだと思うのだが、本来の職務じゃないことを強いられ、結果を出せないといろいろと言われる教師職は本当に辛いでしょうね。後は教師が異常なほど忙しいということも言われているし、その中でクビを突っ込みたくない問題である、いじめについても対処しろというのは、モンスタークレーマーにも思えてきます。

 

教師は何時に学校に来ているのか?というと、生徒がくるのがだいたい8時半くらいでしょうから、それよりは前には来ているはず。学校や教師にもよるかもしれないが、7時くらいには来ていると聞いたこともある。7時に来ていたとしたら、出勤時間で1時間として、朝起きてから出勤までの準備で1時間とすると、5時くらいには起きているのか?では、何時に帰ることができるのか?というと、6時くらいまでは部活動をやって、生徒は帰るが、その後も教師は学校で仕事です。教師の時間外勤務は平均月70時間くらいらしいから、勤務時には3時間近くの時間外労働をしているということになるのか。就業時間が5時だとしても、帰ることができるのは8時くらい。そして、家に着くのが9時くらい。でも、これで終わりじゃない。家に帰ってもテストの採点、宿題を見たり、教材を作ったり、という時間が平均で1日1時間くらいあるらしい。これで夜10時か。後は夕食を食べたり、風呂に入ったりしたら11時にもなる。翌朝5時に起きないといけないとなると、もう寝ないといけない。テレビを見ている暇さえない。

 

それが月曜から金曜まで続く。ただ、部活動の顧問をしている先生は、土日とかもゆっくり休んでいられない。練習や大会への参加で休日も潰れることも割とある。本当に過酷過ぎますね。私が中学生の頃には当然気にも留めていなかったが、教師という職業はとんでもなく労働がきついと思う。これだけの激務の教師にさらに大変ないじめの問題まで押し付けるのは、これはもう教師が病んでしまいます。彼らは素人ですからね。彼らにできることって、そもそもそんなにないわけですよ。生徒から相談を受けたとして、それを全部真に受けて良いか?という問題もある。だから、いじめ自体を明らかにすることがまず大切と言われるが、証拠もないだろうから、そこがまず苦慮すると思う。警察じゃないのだから、証拠も集めるのは難しい。だから、いじめ自体があると断言する状況に持って行くのがまず難しい。私たちと変わらないレベルだと思います。素人に頼んで解決できなくてもしょうがないです。中にはいじめていると言われている生徒を呼び出して、説教をするような熱血漢の先生もいるかもしれないが、そのやり方も本当に正しいか?分からない。勝手にいじめっ子と決め付けるようなケースでは、中には冤罪が含まれるかもしれない。教師ができることは、はっきり言ってその程度なんだ。おまけに熱血漢のようなドラマにいそうな教師はそんなにいないでしょう。一部は生徒からもなめられそうな先生だっているはず。そういう先生にいじめ問題の解決には向いていないし、そういう人に委ねるのは酷だと思う。その先生が悩んでしまう。

 

だから、いじめは本当にプロに任せた方が良い。学校や教師がとるべき手段としては、生徒からいじめの相談を受けたら、まずは親に連絡する。そして、親が警察、または弁護士か探偵に調査を依頼する。警察が動いてくれれば良いのだが、いじめで動いてくれるケースというのは、相当悪質なものじゃないと無理だろう。そこで、弁護士か探偵なんですよ。彼らの中には仕事がなくて困っている人たちも多くいると思うので、いじめ調査が今後学校じゃなくて、彼らプロ集団に任される流れになれば、彼らも仕事にありつけて万々歳だと思うのだが。弁護士はともかく、探偵にわが子のいじめ調査を依頼する家庭は実は増えているらしい。ニュースで見たけど。こういう仕事に慣れている人たちにやらせた方がより精度のある調査が行なわれて、証拠も掴みやすいかと思う。ましてやお金を貰ってやるのだから、教師や学校が独自に調査するよりも、間違いなく真面目にやってくれるでしょう。生徒にとっても、教師や学校にとっても、親にとってもこれが1番良いのではないか?と思う。これでもいじめがなくなるとは思えないですけどね。大人の社会でも普通にあるのだから、そりゃなくせないですし、万全な対策と言えるようなものを考えるのは簡単ではないです。これだけ激務で、適性もない教師たちにいじめの責任を押し付けることは、新たなるいじめに他ならないと、私はここで言っておきたいと思います。

 

 

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