今朝の朝日新聞に埼玉県の北本市の中学校で、給食費を払わない親の生徒に今後一切給食を支給せず、弁当を持参してもらうという案を考えているということが載っていましたが、以前から問題になってますね。給食費のことは。私は子供の頃は給食が基本的に嫌いだったから、弁当の方が多分嬉しいと思うが、そもそも給食費を払わない親がお弁当をちゃんと作るんだろうか?とも思う。おまけに中には払えない人もいるんだろうし、共働きで弁当なんか作っている暇はないという家庭もありそうです。難しい問題だとは思うが、そもそもどうして給食という制度は存在するのかな?と思う。子供目線に立ったときに、他の子はどう考えているのか?知らないけど、私は先ほど言ったように給食は嫌いでした。好きなメニューの日もあったけど、そうじゃない日の方が多く、また1番問題なのは牛乳です。今は牛乳を廃止する学校も増えてきたみたいだけど、私が小学生だった10数年前は普通に飲み物は牛乳でした。
私はこの牛乳が大嫌いなんだ。今でも大嫌い。一生飲まないと思う。これが拷問で本当になんとかしてほしいと思っていた。月に数回くらい牛乳じゃない日もあって、飲むヨーグルトっていう飲み物とオレンジジュースが出るときあって、そのときは良かったが、基本的には毎日が苦痛の連続だったわけ。同じような人は他にもいると思う。牛乳以外でも嫌いなメニューというのは当然あると思う。私ははっきり言って、そういうメニューを食べるのならば、お腹が空いていても良いから残したかった。でも、当時の先生は残すのを許してくれなかった。だから、本当に拷問同然の日々だった。私が給食を経験したのは小学校6年間だけで、中学は弁当、高校は学食はなかったので、学校内で販売している弁当を買って食べていた。だから、中学では唯一の問題は弁当だと冷めてしまっていて美味しさがやや薄まってしまうことです。ただ、メニューは当然嫌いなものは親が避けてくれるから、嫌な思いをする機会は減ったのです。高校以降は全く問題のない昼食を食べられた。
私の思い出話はどうでも良いとして、今回のケースの何が問題って、給食費を払わないのか?払えないのか?どっちかは分からないが、子供が困るということです。給食を食べるなら対価を支払うのは当然という前提に立つならば、払えるのなら払うべきだし、払えないなら生活保護等でちゃんと支援を受けるべきでしょう。生活保護についていえば、申請をしたり、受給をしたりするのに後ろめたい気持ちがあったり、周りにバレたら嫌だという気持ちがあるかもしれないが、それは一人暮らしをしているならそれで構わないが、子供がいるのに、そんな態度を貫くのはどうかと思うのだがね。そんな覚悟もないのに子供を産んだのか?と思えて仕方がない。子供を産んだ後の責任を全うする気がないのだろうか?給食費ってそこまで高額じゃないと思うし、払えない親が存在することはあまり考えづらい。最悪、生活保護等でなんとかなるならば、払えない親は存在しないはずなんだ。申請したのに受給できないという問題があって、その人がそれ以外収入を増やすのが困難な状態があるなら話は別だろうが。子供が困りかねているのに、生活保護の申請を躊躇っている親は何を考えているんだ?と思う。それが無理なら、他でなんとかするしかない。できるなら良いが。
私自身は、そもそも給食制度自体賛成じゃないので、むしろ弁当持参か、弁当販売の方が良いと思っているくらいです。私が子供だったらそっちの方が良い。給食に良い思い出があまりないので、やっぱり食べられるものを選べるというのが重要で、私はマズイと思ってしまうものを無理矢理食べさせるのはどうかと思う。給食はそれに近いですよね。やっていることは拷問に近いと思う。嫌なら食べるな(空腹でも我慢しろ)という状況に等しいと思う。だから、食べないという選択肢があったとしても、結局苦痛を味わうことになる。弁当持参にすれば、弁当をちゃんと作ってくれれば、または弁当を買うお金(弁当を買うお金があるなら給食費は払えそうだが)を与えてくれれば、苦痛を感じながら食事をするということは存在しない。毎日給食なんだったら、毎日コンビニ弁当の方が良いくらい。嫌いなものを食べないで済むし、残しても文句言われないだろう。
というか、そもそもこの残しても文句言われること自体が児童虐待だと思うんだが。適切な栄養を摂れないとか、大義名分はあるんだろうが、悪いが、私は栄養がとれないことよりも吐きそうなものを食べさせられる方がごめんだ。だいたい、うちの親はちゃんと給食費を払っていたと思うから、お金を出している以上、残すのは自由なはずなんだが。残さずにちゃんと食べないといけない大義名分のそれでかなり薄まってしまうと思う。大人になれば誰もが嫌いなものは食べないんだから、別にそれで致命傷になるとは思えないし、それも自己責任でそうしているわけだよね。私は幼い頃から無理矢理飲まされてきた牛乳以外では、牛乳は飲んでないが、身長は平均くらいまでは伸びた。そんなに重要なんですかね?と思う。3食のうち、2食は家で食べるのだから、できるだけ嫌いなものを入れないように、栄養に気をつけた食事はできるのではないか?と思う。だから、給食を残してもそんなに問題になるとは思えない。他の親や子供はどう思っているのか?分からないが、私は給食費未納の問題以前に給食自体に反対です。そして、給食費については、これは調査をして払えないなら援助をする。払えるなら払わせるか?弁当持参で私は構わないと思う。ただ、実際食事をとるのは子供なんだから、その子供の意見をもっと聞いたらどうなんだ?と思う。給食の問題になると、学校と親しか出てこないが、子供は給食それ自体に満足しているのか?そこをまずはっきりさせるべきじゃないですか?今はかなり美味しい給食も増えているみたいですけどね。給食がなくなると、弁当とかになるから、そんなものを作っている暇がない親はどうするのか?という問題もあるが、だからこそ私は選択制が良いと思う。給食でも、弁当持参でも、買ってきた弁当でも、出前でも、好きなように食事をすれば良いと思う。

こどもが本当に食べたい給食のレシピ108 (別冊 天然生活)
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