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子供のお年玉を親が管理、貯金、没収する風潮はやめた方が良い

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お正月というと、子供はお年玉を貰う季節ですよね。昔は私もお年玉を親や祖父母親兄弟などから貰っていて、この時期の一大イベントだった気がします。貰ったお年玉はどうしたか?あまり覚えていないのですが、未だにとって机の中にしまってあるものもあれば、貯金したもの、好きなものを買ったりしたり、使ったものもあれば、将来のタメにとっておいた部分もあります。そのときから何かあまり物欲がなかったり、お金を使う気になれなかったのでしょうね。ただ、私の場合は良いですけど、全国の子供の中には親がお年玉を管理するといって持って行かれてしまって、使いたいときが来ても勿体無いからと言って使わせてくれなかったり、別の何かに両親が勝手に使ってしまったりと、誰のためのお年玉なのか?分からないような管理方法をしている親もいるでしょう。こういうのは最悪、窃盗罪等の罪になるので、子供のお年玉を管理するのは結構ですけど、あくまでも管理を超えてはマズイということです。

 

子供が貰ったお年玉を勝手に自分たちのために使うのはダメなのは多くの人が納得していただけると思うんですが、問題なのは勝手に使うときの使い道ですね。例えば、教育費とかの場合は、どうなるのか?どう思いますかね?教育費っていうのは、一応子供のタメに使うお金じゃないですか?だから、教育費は勝手に使っても許されるのか?と思っている方もいるかもしれませんが、これも法律的にはNGとなる可能性が高いということみたいです。というのも、教育費のような性質の費用は子供負担させるべきものじゃないからですね。親が負担すべき費用であって、子供の財産であるお年玉から負担してしまうと、それは子供のお金を使ったということですから、法的にもアウトの可能性が高いみたいで、気をつけてほしいものですね。子供の教育費を子供お金から出すってのは普通に考えたらおかしいでしょうね。

 

ただ、裏技というか、ちょっといた小技があって、お年玉を銀行に貯金して、その貯金の利息が生じた場合、その利息分についてはお年玉そのものではないため、親が勝手に使っても許されるんだそうです。銀行の利息なんて微々たるものでしょうけど、それを貯めていければそれを親が勝手にいつか使っても許されるみたいですので、親としてはここは知っておいた方が良いかもしれません。ただ、お年玉だけの利息を計算するのが面倒かもしれませんけどね。まあ、これは法律上はお年玉そのものには手をつけてないのでOkという解釈なんでしょうけど、そのお年玉の所有権というのも変かな?使用権は子供にある以上、子供が自分の意思で銀行に貯金をすることも可能なはずです。現実的には貯金する作業は親が代行することになるのでしょうけど。当然元のお金が子供のものならば、そこから発生する利息も子供のものにならないとおかしいと思うんですよ。だから、この民法828条はちょっと違和感があるんですよね。

 

親が管理すると聞くと、凄い聞こえは良いかもしれないけど、管理っていうと、使用権限は親にあるみたいなものじゃないですか?結局、子供のお金だけど、子供が自由には使えないような家庭もあるわけですよね。私の場合は親が管理していたか?覚えていないですけど、使用に関しては割と自由だった気がします。というか、私の場合はそんない使わないで、とっておいた部分も多いですけど。親の価値観とかで、子供の使用権限に待ったがかかったり、GOサインが出たりするわけでしょう?これはもうお年玉っていう概念じゃないと思う。親が管理する権限を持つのは法律上の問題だから、しょうがないんんだけど、管理するってのはちょっと範囲が広すぎてあれだけど、あくまでもここでいう管理は失くさないように親が預かっておくくらいのものであってほしいなと思っています。

 

 

子供の希望した使い道がいくら親から見て無駄使いとかに思えても、そこで拒否をするのは管理の概念を超えている気がするので。無駄使いをして良いと思うんですよ。子供が貰ったお金なんだから、子供が納得のいく使い方をすべきだと思います。親が見栄えは良い使い方をしたり、将来のためにとっておくというのは、一見すると子のためっぽいですけど、肝心の子がそれに納得してないならもうダメでしょう。自分以外の人が見たら、「えー」って思えるような使い方であっても、お金の持ち主が納得のいく使い方をまずすべきだと思います。判断能力が劣るかもしれない子であってもそれは同様だと思います。子供の価値観で使いたいものにまず使うのが優先だと思います。持ち主の意思に委ねるべきでしょう。親が私服を肥やすために使うのは問題外にしても、貯金するのを強要したり、使い道を指定したり、養育費等に使うのは、いくら子のためを思ってといっても、肝心の子がそれぞ望んでいないのなら、子のためになってないのです。

 

 

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