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内定者研修は給料や賃金は貰えないケースが多い気がする

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内定式が10月1日に行われ、その後になるんですかね?内定者研修という一種の儀式が行われると思います。これも基本的には、研修自体が目的というよりは、この時期に他社に内定者を渡したくないという、内定者の囲い込みの意図が強い気がします。内定式をやらない企業は、もっと早い時期からこの研修をやっているところもありますけど、内定式があるところは、だいたいその後から入社式の前まで行うところが多いと思います。また、研修自体やらないという会社もあるようですね。ただ、この入社前研修については、給料は出るのか?というのが気になるところかもしれません。出すか?出さないか?は会社の判断にもよるかと思いますけど、1つ知っておいてほしいのは、法律上は強制であれば、賃金は払わないといけませんが、そうじゃないなら後は会社の判断になります。

 

つまり、強制力を伴った研修ならば、参加したときの所定の賃金は払われなければいけないのですが、強制力が無い研修、つまり自由参加ととれる状況ならば、賃金を払っても良いし、払わなくても良いというのが法律上の話です。強制力があるか?ないか?っていうのも結構判断が難しいので、ケースバイケースによると思います。1番確かなのは、企業の人間に聞いてみることです。強制なのか?そうじゃないのか?ただ、実際にはこんなこと聞けないでしょう。やる気がないみたいに思われて、入社前に不利を受けたりしたら嫌ですから。だから、多くの場合で、強制だろうが、そうじゃなかろうが、学生としては特にこれといった用事がないのであれば、参加してしまう、事実上参加を強制されるというのが現実だと思うのです。学生と企業は対等ではないですからね。確実に入社する前も入社した後も企業の方が強いです。

 

企業が強制力を伴うような研修を行わなくても、ほとんどの場合で学生はある程度強制的に参加してしまうような状況ですからね。今の法律だと、こういう解釈になってしまうのですが、それが本当に現実に妥当しているか?というと、そうは思えないのです。研修というのも、一種の仕事には違いないし、一定の時間、指揮命令下にあるわけですから、強制力が伴わなくても、強制力が伴っているに等しい研修が横行するような気がしますし、実際にしていると思います。どれだけの会社が研修に対して対価を支払っているのか?分かりません。払う必要のない研修がほとんどなんじゃないか?と思います。でも、それに参加しない学生の方が少ないと思うので、これも一食搾取なのかな?と思えてきます。

 

では、賃金が支払われる場合には一体、いくら支払われるのでしょうか?それは一概に決まっていません。最低でも、最低賃金分は支払われることになりますけど、具体的にいくら?というのは会社によって違うと思います。多いのは、初任給を時給に換算して、研修の時間分を掛けて支払うというものですね。これが1番しっくりくるかな?と思います。また、給料とは別に交通費や昼食(または昼食代)は別途支給されると思います。さすがにこれらを支給されないというのは、強制じゃないといっても、ちょっと・・・。と思いますけどね。どれくらいの時間かかる研修なのか?分かりませんけど。そんなすぐに終わるようなものでもないでしょうし。その研修も1回で終わる企業ばかりじゃないです。卒業ギリギリ、入社ギリギリまで、繰り返し何回も行われる可能性すらあります。

 

まあ、内定者研修の場合は、日当などが支払われるか?どうかは法律上はすでに述べた通りですけど、現実的には研修自体が強制に近いような形であっても、貰えないケースというのも多々存在すると思います。基本的には強制と謳われていなければ、参加する義務はないと言って良いものの、それでも参加しなかった場合に、その後何らかの不利益を受けないことを保証するものではないため、強制じゃないとはいえ、気軽に休めるものでもないんですよね。それは内定者懇親会も同じだと思いますけど。研修は基本的にやる必要あるか?と思えるものが多いような気がします。結局、入社した後にも研修はあると思いますから。入社する前から、あまり働く人の立場を考えないようなやり方をするような企業というのも、考え物だなとは思いますけど。

 

 

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