面接官はそもそも人を見るプロなんでしょうか?面接官にプロやアマチュアの概念はあるのでしょうか?まあ、経験がある程度ある人の方が人を見る目があるということは、客観的に見たらありえそうです。それはあくまでも客観的に見た場合ね。しかし、長く面接官をやっている人が本当に人を見る目があるのか?は確かめようがなかなかありません。長くやっていれば、短い人よりはマシっぽい。でも、その人が人を見る目があるか?どうかは別に経験年数では決まらないでしょう。
あるブログには「私は仕事で桁違いのたくさんの人と会ってきた。そこで、嫌でもポイントが分かってきます。どうかな?と思ったら質問をしてみる。そうやって、頭の中でカテゴライズしていく。だから数分から数十分の面接でも、対象者のことが分かるんです」と堂々と書いてあったのですが、は?って感じなんですが(笑)あなたのやってきたことは分かった。ただ、それが人を見る目があるとか、わずかな時間の面接で人を見抜く力があるとどう関係があるのでしょうか?
この人のやっていることはこの人なりの努力なんでしょう。しかし、その努力は本当に実を結んでいるのでしょうか?例えば、就職活動で面接を受ける側の学生も同じような努力はしていると思います。しかし、就職活動は本当に合否の基準が不透明で、内定を手にするか?しないか?はかなり運要素が大きい。でも、学生は自分なりの努力をします。その結果、内定がとれる人もいるけど、内定がとれない人も大勢います。たいていは何十社受けて1社内定とれれば御の字という人たちでしょう。つまり、いくら努力をしても内定をとれない人はとれないし、とれた人も勝率で言えば、悲惨な数字な人が多いわけですよ。これは何をどう努力すれば良いのか?それが就職活動では分からないからです。
受験勉強みたいにテストで合格点何点以上をとるとか、誰の目から見ても基準が明らかで、優劣もはっきりするようなものじゃないから。だから、本来は就職活動ってのは努力のしようがないんです。でも、努力をしないと就活生は当然不安になりますから、何らかの努力をする。それは会社をたくさん受けるとか、面接の受け答えの練習をするとかです。これは内定を得られる確率を上げる努力といえるのでしょうか?いえるかもしれないし、いえないかもしれません。要するに、どっちに転ぶか?は分からないってことです。努力をしても内定が獲れなければ、その努力は無駄だった。内定が出たなら、正しい努力だったのかもしれないけど、その努力がなくても内定はとれたかもしれない。
要するに結果と努力が一致する保証がないわけです。受験勉強をたくさんしたから東京大学に受かった!なら、そのたくさんした受験勉強と東大合格との間に相関関係は見出せると思いますが、就職活動の場合はほとんど見出せないと思います。先ほども書いたように、たいていの学生は数十社受けて、1個内定とれるか?とれないか?って状況でしょうから。これは努力が報われたと言って良いのか?どうか。確率的にそれくらい受ければ受かりそう。という見方もできそうです。
そうなると、話は戻って、面接官の行ってきた人とたくさん会う努力とか、自分の頭の仲で人をカテゴリーに振り分けていく努力が、じゃあ人を見る目を養うことにつながっているのか?ここで1番問題になるのは、面接官にはその実績が積まれていかないということです。例えば、「面接官は嘘を見抜ける」ということをよく口にする人もいます。しかし、面接官が嘘だと判断した学生がした話は、本当に嘘だったのか?これは確かめようがないですよね。嘘だと思った学生を採用するケースがほぼないと思うので、入社後にこっそり聞くとかもできないでしょうし。つまり、嘘を見抜けるとかどれだけ言っても、それはあんたの勘だろ(笑)と言われてもしょうがないと思います。「嘘を見抜ける」とどれだけ力強く力説しても、嘘を見抜いた回数が何回とか、カウントされるわけではないので、実績は皆無ということです。嘘だと思ったその学生の話は本当に嘘だったのか?検証されることはないので。
よって、人を見る目があるか?どうかというのは、本当ならその面接官が採用した学生を含めて、選考に進んだ学生を全員働かせた状態で、その面接官が選んだ学生が残した業績が上位を独占しているといった状況があって、初めて「この人たちを採って良かった!」=面接官は人を見る目がある。となると思います。しかし、そんなことをしている企業はない。よって、面接官は人をまともに見抜いたという実績がほぼないにもかかわらず、人を見る目があると豪語しているに等しいと思います。プロ入り1年目のバッターが「オレは三冠王獲れる」と言っているようなものですね。面接官に人を見る目があると、確実に担保できる根拠がない中で、面接を行っているなら、そりゃ「面接で一体何が分かるんですか?」と疑問を持たれて当然だと思います。
就職活動をされている方、新卒の方でもそれ以外の方でもそうですけど、「就職AGENTneo」を利用すると、就職活動を有利に進めていくことができますよ!ここは就活支援を無料で受けられるサイトで、どういうサービスが受けられるか?というと、例えば非公開求人に出会えることです。新卒の大学生であれば、多くの方はリクナビ、マイナビを使っていると思いますけど、それらははっきり言って誰でも利用しているじゃないですか?知名度も抜群だし、誰もがまず登録するサイトだと思います。すると、そこを利用している限りは、利用者も膨大ですから、エントリーなども非常に膨大になり、どの企業にエントリーしても倍率がヤバイことになって、結果的に内定が獲りづらくなっている現実もあるのです。そこで、非公開求人を利用すると、厳選された人しか教えてないものですから、間違いなく倍率という意味で言えば、通常よりも格段に低くなり、内定獲得のチャンスは間違いなく高まると思います。また、志望度が高い企業の選考にあなたが参加する際には、就職エージェントがあなたに代わって、企業に猛烈な推薦を行い、後押しをしてくれます。日頃から付き合いのある就職エージェントの担当者からのプッシュは間違いなく有効に働くでしょう。
それだけじゃないですね。就職エージェントでは、プロのカウンセラーが常駐していますから、いつでも就職活動の悩みを相談できますし、プロのコンサルタントからあなたの適正を把握し、あなたの希望もあわせながら適職、求人を紹介してくれます。そして、1番大きいのは就職活動のプロが見ている中で、面接の実践練習を行って、アドバイスを貰えたり、指導してもらえたり、実際に面接を受けたあとにはそれについてのフィードバックが受けられます。面接の結果だけではなく、どこがどう良かった、悪かったというのは通常では絶対に分かりませんけど、就職エージェントを通して選考を行うと、それが教えてもらえるんですね。就職エージェント自体が企業から信頼されている証でもあるでしょう。さらにはカウンセラーを通しての推薦つきの求人があるので、それに応募すると選考フローを大分省略して、かなり短期間で内定まで辿り付けると同時に、単純に推薦つきで選考も少ないので、間違いなく内定を獲れる可能性も高いですよね。こうして見てみると、普通にリクナビやマイナビを利用していてはありえないようなサービス、内定を獲得するための多くの秘策がありますから、本気で内定が欲しい人、他の就活生に差をつけたい人は、本当にオススメしたいと思います!
普通の就活生は知らないからこそ差がつく就職エージェント!

そのひと言で 面接官に嫌われます (青春新書プレイブックス)
- 作者: 丸山貴宏
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2014/05/10
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る